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2.タピオカ

先日、友人と遊びに出かけた。そこで私が愛してやまないファーストキッチンのポテトを食した後、初めてホットタピオカというものを飲んだ。

初めての温タピ、ほぼ餅でした。いや、コウメ太夫じゃないんだから。もちもち、というよりはトロトロ。まあ、美味しかったからいいのだけれど。

タピオカは良いのか悪いのか。私はタピオカ賛成派だ。そもそも私は餅やトッポギ、白玉などのモチモチ系が大好きで、年始だけでなく、年末から餅3個を3時のおやつとして食べる。だからタピオカはドリンクも味わいながら食べられるし、スイーツとしても楽しめる素晴らしいものだと思う。

私がそもそもタピオカを飲むようになったきっかけはお笑い芸人というべきか、ユーチューバーというべきかわからないが、「フワちゃん」という方がタピオカを激オシしていたからなのだ。2年前、Aマッソのゲラ二チョビというネット番組でフワちゃんの存在を知った私はツイッターインスタでフワちゃんを毎日チェックしたり、時折コメントしたりもしていた。そんなフワちゃんが飲んでいるタピオカを私も体感してみたいと思った。

[タピオカの魅力]

其の壱、ストローからタピオカが出てくるあの瞬間がたまらない。
タピオカがストローで吸い上げられ、そして出てくるときの「ポッ」という瞬間。あれは餅でも白玉でも作り出せない感覚だと思う。私たちは、タピオカが「美味しい」というよりも飲むことへの「楽しさ」を追求しているのかもしれない。

其の弐、ほんのりと味わえる砂糖の甘さが良い。
タピオカ屋に行くと、必ずタピオカに合わせるドリンクを選ばなければならない。例えばミルクティーを選択したとする。普通のミルクティーがただ飲める訳ではない。ミルクティーと共にタピオカの砂糖の甘さも味わえるのだ。タピオカを噛むたびに甘みが増す。これがまた楽しいのだ。

其の参、女子の気分になれる。
これはわざわざ説明するまでもない。普段は陰キャで、友達が少ない性悪女の私が女の子になれる瞬間だ。タピオカという球状の物体を「美味しい〜!」なんて言いながら食べる。JKか。とまあ、女の子らしくなれると信じている。

以上、私のタピオカへの意見でした。私はタピオカが好きなのだが、周囲の人にはあまり言ったことがない。なぜか。引かれるからだ。いや、引かれそうだからだ。「陰キャのお前がタピオカ?釣り合わねえ。」と言われたらメンヘラ女の私は泣いてしまう(ただの自意識過剰人間)。だから口に出さないのである。そして1人で、若しくは本当に信頼できる友人とでタピオカを飲むのだ。

こんな文章を駅のホームで書いていたら、JK2人組がタピオカ片手に歩いてきた。私はこんな風にはなりたくない。

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