忙しい人のための小説BATTLE OF TOKYOガイド!〜超東京の歩き方〜

小説BOTを履修するか迷ってるって?
電子版を買って推しのキャラの名前で本文検索をかけて、そこだけ読んだらええんです!!!!
よくある質問、世界観、小説であなたの推しがどのように描かれているのかについて書きました。以下の目次を利用して読みたいとこだけサクッとお読みいただいて、小説BOT(4巻も出ちゃうととっつきにくいよね)ひいては次期覇権アニメBATTLE OF TOKYOに興味を持っていただければと思います。

【よくある質問】

Q. 「小説4巻もあって読む気せん。どういう感じだった?」

A. サイバーパンク。管理社会ディストピア。能力+武器アクション。アウトロー。ギャング。ミリタリーオタク。アクション描写とキャラ描写に、SF世界観説明のスパイスを少々。友情の関係性描写多い。コメディあり。熱血あり。暗い過去あり。本人のプロフィールやエピソードをキャラに反映している。随所にLDH事務所ネタを入れてくるのが笑える。オムライスと唐揚げカレーラーメンが出てくる例の店、超東京に建ってるんだ……。とりまサ活。レモンサワー(乾杯)。

Q. 「2019年の実写MVは小説に関係ある?」
A. 小説の中に以下のように組み込まれている。

「不意に眼前の光景が、おぼろげな記憶と重なった。どこまでも続く、殺風景な砂漠。そこをフューチャーたちは歩いている。周囲には崩れた高架道路や、煤けた建物が点々と見える。世界の資源はとうに枯渇しており、渇きを潤すものは少ない。それでもフューチャーは、諦めずに歩き続ける。同じ志を持つ仲間たちと共に、遠いどこかにある、約束の地を目指して──」

1〜4巻ではちょっとした勘違いや利害関係から4グループが戦いを繰り広げている。その後の第2部は「この世界の謎に迫る」系と思われるので、来年発売するだろう第5巻以降、旧MVで登場した「新東京」の話も描かれていくのではないか?

Q. 「世界観よくわからん説明して〜」
A. 4つのキーワードで世界観を説明させていただきます。

①「コピー」
5年前、7日間にわたる大嵐(通称: IUS)により世界は壊滅状態に。崩壊した東京を復興させたのが、コピー技術(3Dプリンターが更に進化したもの)だった。コピー技術により次々と新しい建物が建てられ、東京は世界でも数少ない復興に成功した都市となり、超東京と呼ばれるようになった。そこは衣服、食品、住居、何もかもがコピー可能な世界。コピー品は無料もしくは安価だが、本物は高級品である。

②「ブルーシールド」
「超東京」は現代日本よりもはるかに科学技術が発展しており、監視・管理社会。そんな超東京の治安維持組織がブルーシールドだ。隊員は揃いのフルフェイスヘルメットにボディアーマーで武装し、行政に逆らう者を捕まえる。超東京には「市民ID制度」があり、政府から与えられた市民IDがあれば衣食住が保証される。しかし「戸籍が東京外にある、自身や家族に犯罪歴がある、外国人とのミックスである」など様々な事情で市民IDを持てない者は、行政の力を借りずに自力で生き延びていくしかない。

③「スキル」
大嵐が東京を襲った日、不思議な能力に目覚めた者たちがいた。その異能力は「スキル」と呼ばれている。その存在は表立って明らかにはされていないが、行政はその情報を掴んでいる。コピー、プロテクト、コンバージョン、スキャニング。現在判明しているのはその4つ。使い手により使用方法や得意分野が違う。また、一見最強に見える能力にも弱点、制限がある。たとえば、他者のスキルをコピーできるスキャニングは最強に聞こえるが、熟練度が足りないのでオリジナルには劣ってしまう。スキルは使用時に精神力を消耗する。そして、登場人物はこれらのチームごとのスキルとは別に、得意な武器や、格闘スタイルを組み合わせて戦う。

④「ファイナル・ファクト」
「ファイナル・ファクト(最後の真実の意)」とは最先端コピー技術やコピースキルをもってしても複製できない、いわゆる「お宝」。一般人には存在が明かされておらず、富裕層が骨董品として高値で取引していたり、秘密の場所に隠されていたり、護られたりしている。嵐以前の『旧世界』については、記録がほとんど抹消されていて、ネット上に転がっている情報はフェイクだらけで信憑性がないとのこと。ファイナルファクトだけが、この世界の秘密を解明する手がかりとなる、らしい。

【全38キャラクター紹介!】


【MAD JESTERS/GENERATIONS】


彼らはそれぞれ表の仕事を持っているが、裏の顔は怪盗団。コピースキルを使いこなし華麗に盗む。とある謎を解明するためにファイナルファクトの収集をしている。彼らのところに大切な「指環」を無くした少女がやってくるところから物語が始まる。

・シャーロック/片寄涼太
スマートで紳士な名探偵だが実は怪盗。知的、それでいてお茶目さもあり強キャラの怪盗……だなんて、まさに片寄涼太にピッタリのキャラ。普段は「シャーロック&ゼロ探偵事務所」の所長をやっている。ペットはリスの「五郎」。優れたコピースキルの使い手で、本人そっくりの複製人形(AI搭載のロボットのようなもの)を作り出すことすらできる。

『【シャーロック&ゼロ探偵事務所】大切なものを失くした方、真実を見失ってしまった方。一人で悩まれる前に、ぜひ私どもにご相談ください』


・スマッシュ/数原龍友
自分のフィットネスジムを運営している筋トレマニア。女性には優しいがシャイという不器用なタフガイ。コピースキルにより、自分の体に金属を纏わせ、四肢を武器化し戦う。

「半裸こそが、漢の正装だと思うんだが……まぁいい、ドレスコードに合わせるさ」


・ゼロ/白濱亜嵐
「目つきが鋭く体格もいい」クールでイケメン、声は梶裕貴。荒事担当のデキる男。そして体は戦闘用のサイボーグで、軍用格闘技「CQC」の使い手。相棒のシャーロックと探偵事務所を営んでおり、例に漏れず逃げたペットの捜索も請け負っている。…って、天は二物を与えすぎだ!!というところまでご本人様にそっくり。フィリピン武術「短棍(オリシ)」とか出てくるし、余すところなくそういうネタ入れてくるよね〜。

「シャーロック、からかうのはよせ。貴重な客だろう」(←CV:梶裕貴)


・ロッソ/中務裕太
「男らしい顔立ちに、悪戯っ子のような笑みを浮かべた」←わかる〜!
普段は物静かな歴史学者だが、自分の血を見ると凶暴な狼男に変身する。(ご本人様にもなんか突然笑いの神が降りて狂暴化(寄行)するのとは関係あるんでしょうか。)

「あまりにも多すぎるフェイクは、リアルを覆い隠してしまうという事だ。哀しい事だがな」


・マサト/佐野玲於
「理知的な顔立ちをした、黒髪の美青年」で落ち着いた性格。普段はネットカフェの店員をしている。コピースキルを活用して様々な爆弾を作り出し戦う頭脳派。また、特殊な瞳を持ち、赤外線などの眼に見えないものも見える。チームの中ではチャッターと一番長い付き合いで、大嵐の前から一緒にいた。

ーー彼は静かに振り返り、生気のない笑みを浮かべた。「……護れなかった。オレだけが生き延びてしまったよ」


・チャッター/小森隼 
様々な銃を使いこなすお調子者ガンマン。中の人の「マシンガントーク」から来ているアイデアだろうか。普段はネット通販サイトを運営している。商品紹介動画も自前。コピースキルでコピーした様々な銃を次々に繰り出す。銃vs日本刀の対戦カードは熱い!マサトとの関係性も熱い。

ーーその返答の先に、どんな未来が待っているかはわからない。 それでも親友の願いに、応えたいと思ったのだ…。


・パルテ/関口メンディー
「礼儀正しく愛嬌のある、皆のでかい弟分。」で、普段は食品出前の仕事をしている。「装甲出前車」ってなんなんだ!?衝撃や電磁波のような無形のものをコピーできるため、見かけによらずトリッキーな戦い方をする。最年少で、はわわ系。

ーー「はあああああッ!ほっ、はっ、やっ!」奇声を上げながらパルテが、不可思議なダンスを踊る。
↑かわいいやん

【ROWDY SHOGUN/THE RAMPAGE】


六本木を拠点とする、用心棒を稼業とする集団。富裕層のボディガードもしているため『金持ちの犬』呼ばわりされることもあるが、同時に六本木の平和も守っている。使用スキルはプロテクト。自分自身を硬質化して攻撃力・防御力を上げるだけでなく、周囲の人々や建物などを守ることもできる。

・ルプス/川村壱馬
「天才的な戦闘センスを持つ、孤高の格闘家」ようするに、雲雀恭弥とか、イタチとか好きなオタクの考えたオリキャラじゃない……?命名も、ラテン語から……という……うわーーーッッ!(発作)スピンオフ漫画「覚醒のルプス」が今冬LINEマンガに掲載予定とのこと。

「俺のファイトスタイルは、『全格闘技』──ROWDYSHOGUN16人分の武術が、お前を倒す」


・リュカ/吉野北人
「少年の面影を残した美男子」ラウディショーグンの初期メンバー(リーダー2人+ボーカル3人)の中では経験値は低いが、ガッツは十分で、ボロボロになりながらも戦う。子沢山の家族で育ち、家族を支えるため用心棒の仕事で稼いでいる。「最強」というよりものびしろを感じさせるキャラで、成長が楽しみ。

(この人たちはどうしてこんなに強いのだろう。生まれ持った才覚が、自分のような凡人とは違うのだろうか?)


・ベイリー/RIKU
「不屈の闘志と強靭な肉体、そして洗練された打撃技術を持つ」ベイリーが使用するのは、中の人と同じ、打撃中心のキックボクシング。彼はハデスやゴエモンと同じ、チームの長兄的な人物。……なのだが、落ち着いた年長者というよりも、少年漫画にいがちな熱血バトル好きの男。「普通の人間なら死ぬような蹴りを、容赦なく打ってくる」と描写されている。(RIKUさんのEX FIGHTでのキックボクシング動画をイメージしながら)ライオンに育てられた話、詳しく聞かせて欲しい。

「はッ、俺のタフネスは獣並みだ。すぐにだってまた戦えるぜ」


・ハデス/LIKIYA 
ご本人様は身長が高い方ではないのだが、メンバーの中で一番体が大きい「大男」であるとされている。パワーファイター。どっしり構えたしごできの頼れるリーダー。リーダーキャラってどうしてもリーダーが個性になっちゃいがちよね、今後の掘り下げに期待です。どえらい大物のお兄ちゃんがいたりしない?

『ハデスやゴエモンも、経理・営業・実働の全てをこなす、激務の日々を送っている。』←おとん!!!おかん!!!


・ゴエモン/坂本陣
チームの副長。大阪弁の剣士。侍。(私だけ……?ゴエモンがCV:小野坂昌也になってしまうのは、私だけでしょうか……?)。軽快な大阪弁トーク、日本刀アクションも映える。設定資料にあった水色の毛並の愛馬の話は、まだ出てきてません!

「もっともコイツらは夢のために無茶し過ぎて、コロッと死ぬかもしれへんさかい。こら俺が護らなあかん思うたんよ。『用心棒の用心棒』っちゅーわけやね」


・マルドゥク/山本彰吾
「一見気性の穏やかそうな、艶やかな面差しの男だった。だがその瞳には、底知れぬ闇が宿っている」チームの参謀で、プロテクトのスキルとは別に水を操る能力も持っているし、激しい争奪戦を勝ち抜き妹持ち設定もゲット。……てかマルドゥクさん「✖️六本木の用心棒」というより「○岡山のヤ○ザ」だよね!!!

「面倒じゃが、仕方ないの……まずはおどれら全員息の根止めて、砂漠に埋めちゃるわ」


・グスク/与那嶺瑠唯
沖縄なまり。(瑠唯さんの見た目をしたキャラがスラスラオラオラ話したら私は怖くて泣いてしまう。)面倒見がよく器が大きいので、個性的な仲間たちのまとめ役になっている。琉球唐手の使い手。パワーファイターではあるが、プロテクトの能力を広範囲に広げて周囲の人も護ることにも長けている。ミーヤとはチームに入る前からの旧知らしく、強固な信頼関係がある。

「ねぇキサラギ?ミーヤもなかなかやるもんでしょ」

・ミーヤ/神谷健太
琉球唐手の使い手。餃子。理詰めで動くキサラギ&感情で動くミーヤと描写されている。「だがその打算なき行動は、時に他者の心を打つ。それは彼だけが持つ、天性の魅力であり人徳だ」←こういう描写って、ノリさんとか内部の人が資料を提供してて、それをベースに書いているのかな?と思う。

「あーもう、書いても書いても報告書終わんねーよ。もう書きモンは飽き飽きだよ」 


・トラヴィス/岩谷翔吾
傭兵出身、チームの中でもトップクラスの怪力(ラウディ、パワー系多すぎんか???)、カーチェイス◎。大阪弁。サルトビと二人で「暴走チンピラコンビ」呼ばわりされ、はちゃめちゃなアクションを繰り広げるのが読んでいて楽しい。吉本新喜劇のヤ〇ザみたいな可愛さもあると思います!このはちきれ具合は、パフォーマーショーケースの切り込み隊長なダンスを見れば納得か。

「そらシンプルに『報復』よ。用心棒は舐められたら終わりや。ウチに手を出した事を、後悔させてやらんとのぉ?」


・サルトビ/浦川翔平
猿飛真樹。最速の用心棒。幼少期から忍の技を叩き込まれてきた忍者。あの掴みどころのない話し方が完全にご本人様。「愛嬌のある笑顔」で「キシシシ」と笑う。身体能力が高く、動きがあまりにも早すぎて、一瞬先の未来を見ることができるという特殊能力を持つ。サルトラコンビで活躍しているほか、昔は如月財閥の御曹司であるキサラギのボディーガードをしていたため、キサラギと幼馴染としての絡みもある。

「キシシシ、こりゃビンゴだな!何やらドンパチが起きてるようですよぉ!?」


・キサラギ/藤原樹
如月愁。如月財閥の御曹司。合気道の使い手でありながら、育ちの良さを感じさせる丁寧な物腰と、出自にふさわしい教養も身につけている。「戦神」と書いてマースと読む猫をアジトで飼っている。サルトビとは一緒に育った仲だが、今は一転してクールな関係……とのこと。

「……なんですか真樹、その微笑みは。しかも授業参観の時の親みたいな温度感の」


・マリーン/武知海青
「全身筋肉の大男」マリーンは温厚な性格であると描写されている。敬語&〜っす系の、後輩キャラの口調。彼とマルドゥクは「復興期の六本木に、名を轟かした悪党コンビ」の裏稼業人だった。もちろんパワーファイター。人間離れした肺活量を持っている……ということは、泳ぎも得意なのか?彼が能力を最大限に発揮する活躍シーンは4巻以降だろう。

「でもマルドゥクさん!この人たちは、あなたの古傷を……!」


・エイノット/鈴木昂秀
女性と見まがう美貌を持つ、チームの情報系担当。「普段はちゃらんぽらん」だが、仕事のときは真面目。ゲームオタク。戦闘力は他の仲間たちと比べて高くないが、相棒のジョーと組んで戦えば強い。

「てめぇ俺のツレに何してんだコラー!」


・ジョー/龍
チームの情報系担当。「血の気の多いメンバーの中では、珍しいほど穏やかな男だ。やや内気で控えめだが、心優しくて気配りも利く」。プロテクトのスキルとは別に、目を見た相手を瞬間催眠にかけることができるという能力を持つ。

「どういうつもりか知らないけど、相方をやられたらこっちも引き下がれない……ぶちのめさせてもらうよ」


・キューブ/長谷川慎
「恐ろしく顔立ちが整った美青年」「陶器のように白い肌に、切れ長の眼と整えられた金髪が、良く似合っている」……なのだが、 なるほどてやんでいじゃねーの。歌舞伎?江戸っ子?口調って、クセが強すぎる!!
「ちびキューブ」なる小型メカを操る、チームのメカニック。(ミニドラ???)カブキ者=個性的なファッションが好き、ホバーボード使いなのは=スケーターファッションが好き、の解釈か?

「超東京に隠れもねぇ、変幻自在の歌舞伎者(トリックスター)。乱暴将軍(ラウディーショーグン)のキューブたァ、おれの事よ!」


・ジュディ/後藤拓磨
チーム最年少だが誰にも敬語は使わない、尖ってる男。パンクロッカー、熱さは誰にも負けない。「言動行動がロックすぎる」と言われている。ペットボトルをちゃんと潰して分別して捨てる男だからな、中の人も(?)。

「ファーック!」←たっくんはそんなこと言わない!!(号泣)

【Astro9/FANTASTICS】

『団長』に育てられた孤児が演者をつとめる、アストロパークのサーカス団。コンバージョン=変換のスキルにより、炎や重力、磁力など、あらゆる物を操り華麗なショーを展開。能力を生かし、パーク内でのトラブルシューターとして事件や事故を解決することも。

・テクウ/世界
炎使いの知恵者。落ち着いていて物腰柔らかい……のだがスキルは炎。ん〜〜!世界さんわかってんだよな〜!!!普段は保護者的な落ち着いキャラなんだけど実は熱い心を持っている奴のかっこよさってやつをよォ〜〜〜ッッ!

ーー帽子を目深にかぶったテクウも、飄々とした口調で告げる。 「おっと逃げられると思わない方がいいよ。俺たちはブルーシールドより甘くないからねぇ。」


・イタル/佐藤大樹
軽業師。重力を操り跳躍し、9トンキックを繰り出す。無鉄砲で勝気、誰よりも真っ直ぐな正義感。カラッとした性格で人懐っこい。テクウの相棒で、2人はチームの最古参。

「やあ、ようやく会えたね! 団長どこ?」 人気者らしい表情だが、その笑顔の奥には、激しい怒りが潜んでいるのが見て取れた。


・アリア/中島颯太 
サーカス団のピエロ(パントマイムアーティスト)。「運動ベクトル変換」のスキルを使い、対象物の運動方向を意のままに変化させる……というとややこしいが、「はじき返す」イメージ。クールで無表情と描写される。が、すかさず「囁くような声」でボソボソボソッ!と(ほんとに文字サイズが小さい)手厳しいことを言うところなんて、颯ちゃんにそっく……(すみません)

「そんな馬鹿なはこっちの台詞だよ。言っておくけど、ぼくは怒ってる……!ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと団長を返すんだ!」


・カラス/八木勇征
気分屋な性格の、サーカスの猛獣使い。大嵐で逃げ出した合成獣(生物兵器として開発されていた)を拾って、保護した。「座標変換」のスキルを使ってゲートを作り出し、別の場所にいる合成獣たちを召喚して戦う。動物たちの言葉がわかる。

「……ふんふん、『血の匂いがする』って?それと光学迷彩用ガスの香りも?」←(光学迷彩用ガスの香りがするワン!とか言ってるのか、狼……!)


・ハジメ/澤本夏輝
磁力使いで、ナイフ投げと料理が得意。アストロパーク内では料理を提供するだけでなく、ステージではナイフ投げも披露。大人びた物腰柔らかなお兄さんキャラ(料理うま男)が静かに怒ると怖くって、服の中にナイフ隠してるとかもうモテモテやん。舌戦ではシャーロックにも言い負けない。

「ようやく会えたな悪党ども!全員まとめて料理してやる!」


・ディル/堀夏喜
BMX乗り(自転車)。「弾性変換」のスキルにより超スピードを出したり、物をすり抜けたりもできる。性格の明るい陽気な男で、リアクション多めな気がする。

「正確には『モノの硬さと弾力を操るスキル』だよ。おれはこの能力で、誰よりも自由に走るのさ!」


・カグラ/瀬口黎弥
「速度変換」により超高速移動ができる、スピードスター。せっかちで熱血。正義漢で、自分を犠牲にしてまでも正しいことをしようとする。無茶をする彼のストッパー役となるケインとコンビを組んで動くことが多い。

『心配そうな顔のケインに、カグラはフンと鼻を鳴らす。 「回り道は性に合わねぇ。俺はストレートなのが好きなんだよ」』

・ケイン/木村慧人
風使い。風を操り、空を自由に飛んだりカマイタチを放ったりして戦う。「甘いマスクの優男」で、温厚な性格。やんちゃなカグラのストッパー役でもあり、よき相棒。第4巻のラストで結構な見せ場がある。月島先生がんばる年下キャラ萌えなのかもしれんな。

「その時はしょうがないさ。二人で潔くクビになって、どこかの街で大道芸人でもやろう。」

【JIGGY BOYS/BALLISTIK BOYZ】

様々な訳アリの奴らが集まった、結成して半年ほどのハッカーチーム。ハッキングで得た金は装備やガジェットの購入費用に当てているため、金欠。「スキャニング」のスキルは、他者のスキルをコピーできるというもの。チート能力のように聞こえるが、コピーしても熟練度が足りなければオリジナルの使い手には劣る。

・クロード/日高竜太
年長組。クレイジーな命知らずだがチーム最強のスキル使いで、頭が切れて博識。表情豊か。トレーニングに異常な情熱を持っている。実は元……。2019年版BOTイメージの金属バット振り回す姿、出てきます。
「鬼コーチ?そ、そうか?みんな楽しんでやってると思ってたんだが、厳しすぎたかな……」←金属バット振り回しはすれど結構かわいいところある


・ユキ/加納嘉将
クロードと同じくらいの年頃で、周りをよく見ている。チームきっての肉体派で「武闘派ハッカー」……って。武闘派ハッカーて、どういう。「柔和そうな顔立ちに似合わず、異様に鋭い眼をした男」で、裏稼業人(アサシン)のオーラが隠しきれてない。

「俺は一応年長組として、お前らの面倒見る責任があんだよ!わかったらとにかく走れ!」


・フローリー/海沼流星
ゲーマー。怠け者。乗り物の運転が得意。「一人で生きて、一人で死ぬ」なんて言っている男。少年時代からフリーランスの運び屋として裏家業の世界に身を置いていた。ブラジルの武術、カポエイラを使う。美人で勝気な金にがめつい姉、リヴィアがいる(アニメあるある)。Xのことを気にかけており、2人の過去にはかなりエモいエピソードがある。

「おれらは全員、かつて自分がいた場所を飛び出してきた。自分の心に噓をつかず、自由に生きるために」


・フューチャー/深堀未来
JIGGYBOYSの危険愛好者。ハッキングだけでなく様々な知識を持っている。食が細い、とのこと。スタミナには自信なし。そして「王子様」である。「初対面の人間を警戒するのは、フューチャーの性分である。危険を愛する一方で、どんな人間も信用しない。」そんな彼がスキャニング以外のもうひとつのスキルを仲間に明かすシーンはかなり熱い。

「ほざいてろよ、キサラギ坊ちゃん。用心棒になっても、未だに未練がましく家名を名乗ってるお前に負ける気はしねぇ」


・X/松井利樹
心優しい癒し系な男で、「普段はのんき者」だが、全身に銃を隠し持っている。フローリーとの過去エピソードはかなり重い。犯罪組織に殺された祖父の敵討ちのため、仇を全滅させたXを、運び屋フローリーは依頼通り池袋まで逃した。それからというもの、フローリーは友となったXがいつか復讐を受けやしないかと心配して常に一緒にいる。

「よかった、なんとか間に合ったみたいだね~」


・リブラ/奥田力也
チームで一番の仲間思いであり、チームの良心である。一番デジタル技術に詳しい。もともとは警察のホワイトハッカーとして働いており、逮捕術を駆使して戦う。

「くっ、公共交通機関になんて事を……!」←ほんと良い奴すぎる


・スキート/砂田将宏
チームのムードメーカーで、いつも元気。誰よりも負けん気が強い。もともとストリートチルドレンとしてマフィアの下で働いていた。自身の持つスキャニングのスキルが進化し「過去視」の能力を得た。出自のせいだろうか、結婚願望が強い。

「でもさ、こんなオレでも思うわけよ。あんな優しそうな女性と結婚出来たら、幸せだろうなって」


で、誰が読んでも面白いかって?

大丈夫かって言われると、大丈夫じゃねぇかもなぁ……

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