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分蜂後の内検タイミング

忙しかった分蜂捕獲を終えてひと段落。
各箱の内検のタイミングの考察です。

A~Nの分蜂群(Gは欠番)を時系列に並べると以下のようになります。

No. 飼育開始日 内検日+21D 分蜂情報 備考
J 2022/04/10 2022/05/01 A群第1分蜂 越冬女王
K 2022/04/11 2022/05/02 B群第2分蜂
B 2022/04/12 2022/05/03 繰越群
D 2022/04/12 2022/05/03 繰越群
F 2022/04/12 2022/05/03 C群第1分蜂 越冬女王
E 2022/04/18 2022/05/09 繰越群
H 2022/04/18 2022/05/09 E群第3分蜂
I 2022/04/18 2022/05/09 C群第2分蜂
C 2022/04/21 2022/05/12 繰越群
N 2022/04/21 2022/05/12 C群第3分蜂
A 2022/04/23 2022/05/14 繰越群
M 2022/04/23 2022/05/14 M家自然分蜂群
L 2022/04/25 2022/05/16 A群第5分蜂 4/25N家へ移動
(noteはスプレッドシートを貼り付けることができないのか、タブ区切りとなりました。)

生態的な話として。
新女王蜂の交尾飛行は新しい営巣場所確定後数日内と言われています。
働き蜂の羽化日数は19日です。

この前提から、第2分蜂以降の営巣群は我が家の場合、捕獲日プラス数日に働き蜂の羽化が始まる19日を加えた、21日後前後が良いのではないか?と考えています。

逃去しやすいと言われれている日本ミツバチですが、育児が健全に行われている状態であれば、そう簡単にそれを放棄はしないことは経験上確認できています。
逆に、待ち箱への自然入居であれ、蜂球の強制捕獲であれ、この安定した状態を待たずに内検などで刺激を与えてしまえば逃去のリスクを高めることになります。

これらの前提を踏まえて内検のタイミングを巣箱に入ってから21日後とします。

繰越群においても、女王蜂と働き蜂の羽化日数から推察して、同様のタイミングを前提としますが、越冬群には既存の巣板があります。
多くの分蜂群を送り出した本巣の巣板はハチミツも持ち去られ、働き蜂も分蜂で激減しているスカスカの状態です。
内検のタイミングで上部の重箱を切り取り、蜂の数に対して管理する巣の大きさを調整してやる予定です。
これは巣虫が一気に勢力を増すことを防ぐのが狙いで、ハチミツはあってもなくても良いのです。


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