見出し画像

台風一過、そして。

台風1号は日本列島の南岸から東へ遠ざかるというサーファーとしては理想的なコースを辿り、今日も普段は波の立たないエリアにそのうねりを届けてくれている。
僕はと言えば、昨日ロースタリーの休みを頂いてお先にその恩恵を存分に味わっていたので週末で混雑確実の今日は一休み。週明けのバックスウェル狙い。

さて、本日4/16は、かねてより日本ミツバチ養蜂に興味を持っていて、コロナの緊急事態宣言最中にオンラインで開催した初回の養蜂講座に参加していた友人が、空の巣箱をもってやってきた。
友人の拠点のある場所には何度か下見に行ったけど、全く生息していないのかどうかは定かではないが、日本ミツバチは確認できなかった。

友人が到着して程なくA群が賑やかになってきた。
何度も出入りを繰り返す見たこともない大群の蜂に興奮気味の友人は、面布を被って巣箱前にしゃがみこんで、飛び出してくる蜂たちの羽音とその勢いに心を躍らせている。

蜂まみれになりながら食い入るように見つめる。

でもまだ、序の口ですよ、本当に分蜂が始まったらこんなものではなく、文字通り堰を切ったように蜂たちが溢れ出してきます。と伝えるも、初めてこんなに間近にこんなに沢山の日本ミツバチを見ているんだから落ち着きようがないのも良く解る。

出たり入ったりを繰り返し、お昼を過ぎ、分蜂に立ち会いたい友人もタイムリミットかなぁと思い始めたころに、いよいよ分蜂が始まった。

飛び立つ無数の蜂たちの嵐に包まれる。

今年の分蜂の記録からある程度、どの箱がいつ分蜂するのかは推察できるが、今日の今日で立ち会えたのはラッキーだと言える。

そして、なんと女王蜂の巣別れの瞬間を目撃!
解像度の高いモードで見てください。

https://www.youtube.com/watch?v=kjZjNIZkRPM

近くに設置してある集蜂板に作った蜂玉を捕獲して、友人が持参した箱に収めた。

ここまでやったら設置までということで引っ越しのお手伝い。友人宅の庭先の、観察しやすい場所に巣箱を配置。

西日を避ける木陰に。

無事に定住してくれますように。


A群 20220416 第2分蜂 Mさんの里子へ 
    20220410 第1分蜂 Jへ
         2021取り込み 第2分蜂群
B群 20220412 第3分蜂 Lへ
    20220411 第2分蜂 Kへ
    20220331 第1分蜂 里へ
         2021取り込み 第3分蜂群
C群   20220412 第1分蜂 Fへ
    20210421 王台移植後定着  
         2021取り込み 第1分蜂群   
D群   20220412 第3分蜂 里へ
   20220410 第2分蜂 Fへ (のち逃去) 
         20220406 第1分蜂 Fへ(のち逃去) 
    2021取り込み 第2分蜂群    
E群 20220413 第2分蜂 Gへ
    20220408 第1分蜂 里へ
         2021年越し群 3分蜂後残存
F群   20220412 C群 第1分蜂群 捕獲
   20220412 逃去 
        20220410 D群 第2分蜂 捕獲
   20220408 逃去
        20220406 D群 第1分蜂群 捕獲
G群  20220413 E群 第2分蜂群 捕獲
J群   20220410 A群 第1分蜂群 捕獲
K群  20220411 B群 第2分蜂群 捕獲
L群  20220412 B群 第3分蜂群 捕獲


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?