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分蜂群の自然入居

4月12日、今日もまたなかなかドラマチック一日でした。
息子の同級生のお父さんから有り難いことに大きなワラサを2匹も頂戴して、友人の家で捌いてそのお宅含め6家族分のお裾分けを配達しつつホクホク気分で帰路へ着くと、我が家の下の田んぼの上に分蜂群が舞っていました。
また分蜂したか!と様子を見ているとその群れの行き先はどうやら我が家の庭。
あれ?もしかして自然群の分蜂群がやってきてくれたのか!?
やがてその群は我が家の庭にある巣箱の中で、冬越しはしたもののどうやら無王で自然消滅を見守っていた弱小群の箱に入っていきました。
でもその様子を見てみると、あれ?何やら違う。

そうタイトル画像で判る人は判る、西洋ミツバチの分蜂群だったのです。

西洋ミツバチと日本ミツバチの違いはまた別の機会に書くかもしれませんが、とにかく同じ場所で飼育するのはよろしくないので引っ越し先も検討しないとなぁと考えながら様子を見てみると、一度巣箱に入った蜂たちが出てきて屋根の下で蜂球を作り出しました。

そしてその蜂玉は大きくなっていきます。

巣箱の中がどうなっているか確認してみると、久しぶりの内検となりましたが既にスムシが激しくはびこっていて、どうやら手に負えないと判断したと思われる様子。

さぁてどうしたものかと考えましたが、とりあえず二ホンミツバチ用に用意している箱を新たにセットして蜂球を取り込んでみました。
女王蜂が入ってくれれば二ホンミツバチよりも巣箱への定着率が高い洋蜂、そして蜜を集める能力もニホンミツバチとくらべてはるかに高いのでハチミツへの期待が高まります。

そうこうしている内に暗くなってしまったので、取込みの仕掛けをセットしたまま明日まで様子を見ることにしました。

思いもよらぬ西洋ミツバチ群との出会いでしたが、僕にとっては本命ではないので定着してもしなくても好奇心を満たす新たな経験として楽しみたいと思います。


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