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アカリンダニ対策と無王群の確認

今日はニホンミツバチ8群にアカリンダニ対策としてメントールクリスタルを処方しました。
天敵であるアカリンダニはメントールの匂いを嫌うので予防的措置となります。ミツバチ達にとっても嫌な臭いなので少量から少しずつ増やして最終的にひと箱30g程度設置するのがセオリーです。ですが、私は一気に30g処方します。昨年もそのやり方で問題なくやり過ごせています。気温等の諸条件によっても揮発の程度も違うのでそのあたりはオウンリスクってやつです。

ついでに年越し群をはじめ、いくつかの巣箱の内検をしてそして順調な群には継ぎ箱を追加しました。
その中で、最後の分蜂群であるNo.10 4/13.3-2の様子がおかしいことに気付きました。
底板に雄蜂の目印である蓋のようなものが落ちていたのですが、雄蜂の蓋にあるあずの中央部の穴がありません。

すでに地面に落とした後なので分かりづらいかも。

内検すると蜂数が少なく巣板の成長もイマイチです。

これはおかしいと巣箱をひっくり返して詳細に確認するとこの通り。

無王群となっており、すでに働きバチ産卵が始まっていることを確認しました。大きな画面で見て頂くと判るのですが、女王蜂は一つの巣房に一つの卵しか産卵しませんが、一つの巣房の中に多数の卵が確認できます。これが働きバチ産卵の特徴です。
残念ですがこればかりは致し方ありません。このまま放置しても働きバチの寿命待ち、そしてスムシのはびこる廃墟となってしまうだけなので近日中に撤収予定です。

これにより5/14現在の状況は以下の通りです。

①年越し群
  3/29第1分蜂 裏山へ
  3/30第2分蜂 裏山へ
②年越し群
  3/26第1分蜂⑤へ
  4/4第2分蜂⑥へ
  4/6第3分蜂⑦へ
③年越し群
  4/11第1分蜂⑧へ
  4/13第2分蜂⑩へ
④年越し無王群
  4/12西洋ミツバチの自然入居
  後日友人宅へ移動予定
⑤3/26.2-1 No.5
⑥4/4.2-2 No.6
⑦4/6.2-3 No.7
⑧4/11.3-1 No.8

⑨師匠より頂いた西洋ミツバチ群
  後日友人宅へ移動予定
⑩4/13.3-2 No.10
  5/13 無王確認、後日処理予定

今のところの健全群は7群!

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