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ブラッドボウルのあれこれ#8~守備の華、パスインターフェア~

パスディフェンスって?

守備では基本的には相手チームの得点を防ぐために、移動を邪魔(ドッヂが必要になるように選手を配置、ドッジのD6ロールにのマイナス修正が入るように選手を配置)して簡単にボールを持った選手が移動できないようにします。これはいわゆるランディフェンスです。それではパスに対してはどうやってディフェンスするのか?正確なパスを投げてこない場合でも、自分のキープレーヤーがマークされた状態でフィールドのホットスポット(密集してブロックが熱いところ)を別サイドにチェンジされると、相手にゲームをコントロールされっぱなしになってしまいます。

パスディフェンスでやれることは3つ。パサー(スロワー?)のマークレシーバー(キャッチャー?)のマークと、個人的に1番盛り上がるパスインターフェアです。(私はアメフト見るときはディフェンスばかりに集中するタイプです。)

パサーのマークとレシーバーのマーク

マークがあればパスのD6ロールにマイナス修正が入るので有効です。ただ、ドッジでマークを外してからマイナス修正なしで投げるのは難しくないし、正確なパスではなくとも飛んでいく可能性は高いのでこれだけで防ぐのは難しいでしょう。また、パサーがマークされていても、ハンドオフでノーマークの選手にボールを渡す場合にはマイナス修正も関係ないので、パサーに対しては過剰なマークをつけるのは禁物。他の場所の守備が手薄になりリスキーです。(そのパサーを試合の序盤で潰しておく戦術もありますが…)

レシーバーのマークは難しいです。なんせ相手のターンです。行動した後の選手でもボールが飛んできたらキャッチができますので(というか強制的にキャッチロールしなければなりません。その後は動けませんが。)、比較的簡単にマークを外されます。レシーバーのマークをするならシャドウイング(Shadowing)のスキルがほぼ必須になってきます(後述)。

パスコースを邪魔する

パサーとレシーバーの間にいる選手はパスの邪魔(インターフェア)ができます。パス距離計測用のレンジルーラーに少しでもかかっていれば、パスしたボールに手を伸ばしてボールを弾くこと(Deflection)ができます。ただし邪魔できるのは1人だけです。ここでもAG値を参照したD6ロールを行いますが意外と厳しい。邪魔しようとするパスが正確なパスならマイナス3修正、不正確なパスならマイナス2修正、大きくそれたパスならマイナス1修正です。それに加えてマークされてると選手1人につきマイナス1修正です。なかなか厳しい条件なので、成功すると盛り上がります!修正前の6は自動成功なので、AG4+の選手でも正確なパスに対して邪魔することは可能です(一応)。

 うまくボールを弾けたら今度はそのボールをキャッチできます!ここでは弾いたことでボールが不規則に回転しているのでキャッチにマイナス1修正が入ります。もちろんいつも通り、マークされていればその分のマイナス修正が入ります。このキャッチまでの成功がパスインターフェアです!かっこいい!アメフトでもっとも盛り上がる(やられたチームは天を仰ぐ)場面ですよ!

【追記】Week2のNO vs CALを観ながらこれを書いていたらCALにインターセプトされました。「Oh my...」@20210919

パスの邪魔は難しい→投げるまでなら成功しやすい

そんなわけでパサーがフリーになりさえすれば、ボールを狙った場所(の近く)に投げ込むことは難しくないわけです。インターフェアされたら素直に相手を称賛して一緒に盛り上がれるので一石二鳥です(?)。さあ皆さんどんどんパスを投げましょう(ブラッドボウルのあれこれ#2)!

パスディフェンスに特に有効なスキル(Skills)を挙げると、

Shadowing(シャドーイング):相手選手にドッジでマークを外されてもついていける(かもしれない)スキルです。ハマればべったりレシーバーをマークし続けます。移動距離(MA)の長い(足の速い)選手がこのスキルを持ってると鬱陶しいことこの上なし!

On the ball(オンザボール):でたオンザボール!パサーが投げ込む位置を決めたら、パスのD6ロールをする前にパスコースに侵入するように3マス移動できます。インターフェアできなくてもボールを弾いてターンオーバーを狙えますので、持ってるだけでパス抑止力になります。

Nerves of Steel(ナーブスオブスチール):またまた登場。インターセプトを狙ってボールを弾く時もマークを全無視です。もちろん成功してその後にキャッチする時もマークガン無視です。欲しい。欲しい。最強スキルでは?

Very Long Legs(ベリーロングレッグ):ミューテーションスキルですが、足が長くて背が高いのでインターフェアしやすいんですね。弾くロールにプラス2修正。

攻撃でも守備でも使えるOn the ball、そしてShadowing。実は初めからこの2つを持ってる選手がいるんですよ。リザードマンチームのカメレオンっていうんですけどね。移動距離(MA)も7だしいい選手です。それにしてもNerves of Steelは有能だなぁ…マークが重要なゲームなのにそれを無視するってやりすぎじゃ?

続く(不定期更新)




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