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ブラッドボウルのあれこれ#11 ~リーグ戦について~

自分好みのチームに育て上げる!

自分のチームを決める要素としては、ミニチュアの見た目、選手の能力値が気になるところだと思います。それ以外にもブラッドボウルには選手の能力値以外にもたくさんのスキル(Skills)特性(Traits)があることはこれまでにも紹介してきました。

チーム選ぶときに、「このスキルいいなぁ。でもこの選手とチームは好みじゃないなぁ。」と、いうことが起こります。それでOKです!好みの選手とチームを使ってリーグ戦に参加して選手を育てて欲しいスキルを獲得すればいいんです!

リーグ戦の始め方

ルールブックにリーグ戦のやり方の指針が書いてあります。ざっくり紹介すると、4人±1人で1リーグ。ブラッドボウルにちょっと興味のある人が3人集まればできちゃいます!参加者が多ければリーグを複数に分けます(ディヴィジョンですね)。同じ相手と2戦ずつ。はじめのチーム運営費は1,000,000gp(選手を雇用する費用です)で開始です。

 全ての参加チームが同一条件で開幕戦をスタートしますが、次の試合から各チームは特色が出てきます。

リーグ戦だと何が違うの?

試合をすれば観客収益が入るので運営費が増えます。ブラッドボウルの試合には両チームの選手とサイドラインスタッフの他にも観客が欠かせません。各チームには初めからファンが1,000人(ファンファクター:FF1)いて、自分のチームを応援しにスタジタムに駆け付けてくれます。他にも、どちらかのチームのファンというわけではなく試合を見に来る人がいます。試合前に互いにD3ロールして出目の合計と両チームの合計がこの試合の観客の数で、試合後に両チームで観客収益を折半して運営費が増えます。

得点数に応じて観客収益が増えるのでロースコアゲームよりもハイスコアゲームを目指すと儲かりやすいです。この観点だとチームが攻撃的か守備的かでリーグ戦後半で運営費に差がつくと思います。試合を重ねればどんどん運営費が増えるので、雇用費の高い選手も雇えるようになるのです!

それでもうまくバランスが調整されていて、トータルのチームバリュー(試合に出場する選手やサイドラインスタッフの雇用費の合計です)が低いチームは試合前に差額を貰えてインデュースメント(ブラッドボウルのあれこれ#9参照)に使えます。スタープレーヤーを雇ったりできるので運営費の差でチームの強弱にほとんど差がつかないのでうまくできています。

選手の成長は?

試合で活躍した選手はスタープレーヤーポイント(SPP)を獲得できます。得点した選手は3ポイント、パスに成功すると投げた選手に1ポイント、相手選手を怪我させてカジュアルティボックスに送り込めば2ポイント獲得できます。他にも試合後に両チームともD16ロールしてMVPの選手をそれぞれ選出し、その選手に4ポイント。つまり、なにもしてなくてもベンチ入りしてればMVPになって4SPPを獲得するチャンスがあります。

試合後に最低3ポイントのSPPを消費して新たなスキルを獲得させることができます!ただし、2つ目、3つ目と新たなスキルを獲得していくときは初めよりたくさんのSPPが必要になります。

こうして運営費の増加に合わせて試合後に選手やサイドラインスタッフの雇用を調整したり、現金運用資金を残しておいて試合前のインデュースメントに使ったり、各コーチの運営方針によって違いが出てきます。1度対戦したチームと2度目に対戦する時は全然違うチームになったりしていて面白いですよ~。

次回からは千葉で開催したピーナッツリーグのレギュラーシーズンの簡易レポートを交えて、実際にどんな風にリーグ戦が進行したかを書いていこうと思います。

ただし、リーグ戦では一部オリジナルのハウスルールを採用しているので、ルールブックに載っているのとは少し違うリーグ運営になっていますのでそこはご了承くださいませ。


続く(不定期更新)





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