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「草木染 くさきぞめ」って何?

「よくわからんけど、どうやるの?どうなるの?」
という方のために。

何はともあれ作業順番の写真を↓へ。
ご覧ください。

作業順番


植物煮出し後


不織布ごと、煮出した植物を取り出す


生地をゆっくり浸す


生地全体を浸す


生地全体をゆっくり上げる


水で一旦洗う


洗った生地を絞る


媒染剤にゆっくり浸す


媒染剤からゆっくり上げる


媒染剤に浸った生地を絞る


媒染剤に浸った生地を絞る


水で一旦洗う


水の中で生地を広げてよく洗う


水の中で生地を広げてよく洗う


よく洗った生地を絞る


絞った生地を広げる


絞った生地を広げる


煮出した液に浸ける
生地の内部まで染み込むように広げた後、絞る


生地を絞る


水でよく洗う


媒染液に浸ける


媒染液をよく染み込ませる


よく絞る


よく絞る


絞った生地を広げる


煮出した液に浸ける


よく絞る


よく洗う
よく洗った後は、風通しの良い場所で日陰干し。完成!


この記事を見てくださっている、そこのあなた!

「えっ!?ログウッドって何?」というお声が聞こえてきそうです☺

確かに。そうですよね☺

普段 耳にはしない植物の名前です。

わたしも草木染をするまで、聞いたことない植物名でした。

「ログウッド」で検索してみると、熱帯アメリカ原産の常緑樹で、

黄色いお花が咲き、木の芯部が血液の色くらい赤いのだそうです。

山科植物資料館様のサイトがわかりやすいです。

今回は、この木のチップ状のものを使用して染めました♪

↑↑↑↑↑

工程 1~2:木のチップを不織布に入れ、大鍋で煮出し、染液(せんえき)を作ります。

工程 3~5:煮出した液に、綿のストール生地をゆっくり浸します。

工程 6~7:水に落とし、一旦、液を洗います。

工程 8~11:媒染液(ばいせんえき)という色止め処理をする液に浸します。

工程 12~17:水で一旦、媒染液を洗います。

工程 18~20:染液に浸します。

工程 21:水で洗います。

工程 22~24:媒染液に浸します。

工程 25~26:水で洗います。

工程 27~28:染液に浸します。

工程 29:水で洗います。

工程 30:色が出なくなるまでよく洗って、日陰干しをした後の写真です


グラデーション状に染まったので、見せたい柄の部分が見えるように身に着けるとよいですね♪

今回は、草木染の一連の工程を写真でお見せしました。

それぞれの工程で、瞬時に色が変わる瞬間があります。

不思議でおもしろく、楽しい作業です。


この記事を読んでくださっている皆さん、興味湧いてくださるかなぁ?

一緒に楽しんでくださる方がご参加いただけると嬉しいです♪

ーーーーーご参考までに。今回のお試し量ーーーーー
生地の重量:1枚120g×2枚=240g
ログウッド:40g(生地の重さに対して約15%)
染液用の水:5リットル
ミョウバン:10gを1リットルの水の中に入れて煮溶かし、
      4リットルの水を加える
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは、また次回、お会いしましょー。


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