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NHKの映らないテレビ

以下、上記記事からの引用である。

その高額な給与に見合う価値のある仕事をしているならば文句はない。しかし、最近のNHKはその既得権益を守ることだけを目的に動いているとしか思えないことが多い。たとえば、テレビメーカーがNHKだけ映らないテレビを販売できないのは、NHKがテレビ放送に関する大量の特許を取得しているからである。特許データベースJ-PlatPatで検索すると、デジタル放送に関するNHKの特許は出願で1000件以上、権利化されたもので100件以上ある。

NHKや各家電メーカーが所有するテレビに関する特許はARIB必須特許ライセンスやUHDTV必須特許ライセンスとしてアルダージ株式会社によって管理されている。この特許プールがNHKの特許を含む以上、NHKが映らないテレビで特許使用が認められることはありえない。そもそも、NHKが映らないテレビはARIB規格を満たさないのでCASカードが発行されないという問題もある。

このように、日本ではNHKをはじめとするテレビ局の既得権益を守るために独自の規格を作り、それが日本の電子産業の発展を阻害してきた側面がある。コピーワンスやダビング10、ワンセグ放送などもその例である。

引用終了

NHKは嫌いではないが、上記を読むと自分の無知さが恥ずかしくなる。

N国党はやりすぎだとは思ったが、致し方ない部分もあるのかと感じた。まあテレビももうオワコンになりつつありそのうち映像を写す道具にすぎなくなるのだろうから、こんな議論も長くは続かないと思われるが、そのうち違う形の利権に形を変えるだけなのだろう。

日本人は世の中の仕組み、特に表に出てこないことに目を向けなければいけないと感じた。

一つだけ、記事内で違和感を感じたのは若者がワンセグを意識して国産スマートフォンを選ばなかったわけではなく、デザイン、機能性、様々なアプリの存在など圧倒的にiphoneが優れていたからだと思う。



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