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定年後 31 日目 「機械屋Shorts」プロジェクト 

時間講師は授業の時間だけ出勤すればいい。実際には授業の準備や、提出物の採点などでサービス残業するのだけど、それでもゆとりのある毎日を送ることができる。ある一点を除いては。

東京都の時間講師は、決められた曜日と時間に必ず出勤しなければならない。祝日でも、夏休みでも、行事で生徒が学校にいなくても。

一般の教員が休日であっても、時間講師は働く仕組みになっている。

ただし「勤務の振替」といって、ある日の勤務を別の日に変更することは、比較的簡単に認めてもらえる。このゴールデンウィークは、その前後に勤務を振り替えてお休みにすることができた。


youtuber としてデビューするにあたり、いくつか企画を考えていた。
いずれも cinematic とか、オシャレとかは無縁の内容だけど、そうした内容でも一定のクオリティを持った動画にしたかった。

そこで 4 月 1 日の note で VIPRO というプログラムを受講すると宣言した。基礎基本を身につけてから動画制作に取り組もうと考えていたわけだが、バタバタしているうちに「 100 日」中の 30% が過ぎてしまった。

悠長なことを言っていられなくなったので、残りの 70% の日程でなんとかするために、未熟なままでも考えていた企画の制作に取り掛かかろうと思う。

最初の企画は「機械屋Shorts (仮称)」。
機械分野の工具の基本的な知識を 60 秒未満で説明するもの。

例えばドライバー ( ねじ回し ) は誰でも知っていると思うけど、形状は JIS 規格で定められていて、種類やサイズもいろいろあるし、あまり意識されていない正しい使い方というものもある。
そうした知識を、工具ごとに説明するシリーズを考えている。総数は 30 本程度。

YouTube Shorts なので、縦画面でスマホで見ることが前提になる。
工具に興味のある人が知識を得たいと思ったり、工具を使う仕事の人が疑問を持ったときに、その場で基本的な内容を確認できることが目的。

縦画面のうち上部にタイトル、中央の広い部分に説明に必要なパワーポイントを表示して、説明している自分を下部左半分に映し出し、下部右半分はキーワードなどを提示するレイアウトを考えてみた。

スマホ画面のイメージ

チュートリアル動画のようなものなので、簡潔でわかりやすいことが最優先。
何について解説しているのか間違いがないように「タイトル」欄を常時表示して、「解説動画」欄でパワーポイントや画像・映像を表示。押さえておくべきワードか出てきたら「キーワード」欄に表示。
こんな感じ。

迷っているのは「顔」欄。
オンライン授業の経験から、ものを説明するには語り手が見えていた方がよく伝わる感じがする。

ただ世の中のチュートリアル動画には、顔出ししているものとしていないものがあるが、その視点で改めて見比べてみると理解度には関係がないようにも思う。
顔出しは授業に興味のある生徒もない生徒も、まとめてこちらに向かせるために必要ということかもしれない。

そのあたりは少し考えるとして、とりあえずパワーポイントから作り始めようと思う。


2022/5/1

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