定年後 825 日目 撮影会でのちょっとした工夫
MAGNET撮影会
オンラインサロン MAGNET ではメンバーが全国各地で仕事を紹介しあったりイベントを企画したりしてくれている。
先日、府中市郷土の森公園で行われた撮影会に参加した。ちょうどあじさいまつりが行われていた。
イベントを企画してくれた方がモデルさんも呼んでくれて、モデル&あじさい撮影という感じになった。
集まったのは MAGNET のカメラマン 12 名、モデルさん 2 名。
4 人ずつ 3 つのグループに分かれ、モデルさんを 1 時間ごとに交代するローテーションで撮影が始まった。
撮影会の難しいところ
撮影会はモデル一人に対して複数のカメラマンが撮影する。これが案外むずかしい。
一斉にカメラを向けるとモデルさんはどこに視線を向ければいいのか迷ってしまうだろうし。
私の班のメンバーは写真撮影中心のようだったが、私は動画を撮影するつもりでいた。
写真撮影は連写して、視線がいい感じになったものをピックアップするということもできそうだけど、動画撮影の場合は一定の時間モデルさんの動きを専有しなければならない。
気の知れた仲間で撮影するのであれば、息を合わせることも容易かもしれないが、そうでないとお互い遠慮してしまってモデルさんとリズムを合わせるのが難しかったりする。
ちょっとした工夫1 スキマ時間を活用
そこで、ちょっとした工夫。
こういったときのカメラのセッティングは意外と時間がかかる。
モデルさんは被写体としての準備を整えて集合してくるので、場所を決めて撮影を始めようとしてもカメラ待ちの時間が 5 〜 10 分ぐらいできたりする。
この時間が穴場だと思い、駅前に集合した段階でカメラをセットアップしておいた。会場までの混雑するバスで、荷物の他に重装備のカメラを抱えているのは大変だったけど、そのお陰で他のメンバーがカメラをセットアップしている間、モデルさんを独占して撮影することができた。
ちょっとした工夫2 撮影しながら意思伝達
とは言っても、モデルさんとも初対面。事前打ち合わせもない。
Instagram などで雰囲気を確認していても、初めて言葉を交わすし、どんなイメージで撮影するかはその場で決めなければならない。
少し衣装の直しなどお願いして、とりあえず写真を撮りはじめた。
こういうときはモデルさんとしても何を求められているのかわからないだろうと思うので、できるだけ具体的なシチュエーションを喋りながら撮影するようにしている。
「いまぁ、待ち合わせ場所に来ているんですがぁ、相手の方がなかなか来なくてぇ、周りを見渡したりしてぇ」などとシャッターのリズムに合わせて話しながら撮影。(文字にするとなんかキモいけど自然な感じでね)
時間があれば、説明と撮影を交互に繰り返し、撮った画像なども見せたいところだけど、そんな悠長なことはできない。
1 分ほど探りながら写真撮影をして、感覚をつかんだところで動画撮影に切り替えた。
こちらも同様にアクションを具体的に言葉にしながら撮影。
時間がないのでとにかくカメラを回しながら口頭で指示を出し続ける感じ。
環境音も活かしたいけど
いつもマイクを取り付けて環境音も収録しているけど、こんなときは当然自分の声が入り続けてしまい、現場での音を使うことはできなくなる。
この辺も工夫してなんとかしたいが、最近は 50% のスローモーションにすることがほとんどなので、その段階でも音の利用が難しくなっている。
準備できた人たちが合流してきたあとは、その場の雰囲気で動画を取り続けた。
撮影を生業にしている方がほとんどなので、彼らに流れを任せたほうが勉強にもなるし。BTS や盗撮みたいな感じになりがちだけど。(笑)
作ったら公開しないとね
撮影した素材は何らかの形で公開したい。できればモデルさんにも結果を報告したい。撮っただけで終わってしまっては、モデルのみなさんに失礼だとも思うし。
ただ、私レベルの写真や動画では公開されるほうがかえって迷惑かなと思い、これまではモデルさん以外の MAGNET メンバーのみに限定公開したり、再生回数数十回ぐらいの私の YouTube チャンネルに密かにアップしたりしていた。
今回は批判されてもいいと思い、はじめてモデルさんにも伝えることにした。ま、どう受け止めたかはわからないけどね。
公開した動画がこちら。 bottering vlog の第一弾。
ちなみに撮影会を企画してくれた竹千代さんの写真がこちら。
2024 / 7 / 3
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?