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橋本宿は東海道の宿場町。現在の静岡県湖西市新居町にあった。 1190年、頼朝様が上洛する際に宿泊したから、周辺には頼朝様関連の史跡がいっぱいある。また、1221年の承久の乱の時も幕府軍が宿泊した。 1190年 頼朝様上洛関連史跡源太の山 頼朝様が上洛の途中に橋本に宿泊した時に梶原景時殿の長男・源太景季殿が警護のため、金山(源太山の旧名)にあった大松の上で物見をして警戒にあたった、といわれている。 この事からこの山を「源太ノ山」、大松を「物見の松」と呼んだ。 大松は明
曽我兄弟と虎御前の墓と伝わる五輪塔。ただし刻まれた銘文には、「地蔵菩薩を信仰する集団が平等利益を願い、永仁3年(1295)に建てた」と書かれている。 周辺には同年代に作られた摩崖仏や五輪塔がいくつかある。 こちらの宝篋印塔は、河内源氏の祖・多田満仲の墓と伝わるが、永仁4年(1296)に大和国の石工・大蔵安氏によって作られたとシッカリ刻まれている。