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久しぶりの東京だった

CPE受けるために東京に滞在してました。2年ぶりくらいかな。

せっかくなので三密回避しつつ(もともと人混みは嫌いだ)ちょっとだけ観光した。

まず神保町へ。この書店街は数少ない東京にあって関西にないものだ。いくらか古書店を巡ったのち、三省堂の語学コーナーへ。京都や梅田の丸善の語学コーナーのほうが充実してるなあと思いつつ気になったのを一冊お買い上げ。
ブラックフライデー中だし、すぐ読みたいわけでもないのでAmazonで買っても良かったのだがこれまた折角ということで。こういうところに意味を見出してしまうのはマインドフルとはいいがたいのだがまあいいだろう。

そそる表紙でしょう?読めるのはいつになるかわからないが、そのときは紹介しよう。

続いて本郷のサッカーミュージアムに行った。人が少なくて良かった。

次は小石川後楽園。東京ドームやドームシティは何度もいったが、ここは初めてだ。東京ってのは広い街で、6年も住んでたのに行ったことない場所がまだまだあってIngressがめちゃ捗る
住んでいると、色々選択肢があっても気に入ったいくつかの場所しかいかなくなるってのはあるけどね。

ほんで小石川後楽園だ。とてもきれいな庭園だが、外の建物が見えちゃうのが残念。これを借景とはいわないだろう。

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東京ドームがニュっと見える景色は醜悪というほかなかった。もちろん写真は撮っていない。

こういうことは商業都市としての成功とトレードオフなのだろう。商業都市として失敗した京都はきれいな景色がたっぷり残っている。商工業も観光も終わりつつある神戸とは比べるべくもない。
東京や大阪のような大都市では観光資源の保全よりも商業的利益のほうが大きく上回ってしまう。1990年代に東京や大阪の大学が相次いで郊外に移転させられたのもこれと無縁ではない。

商業都市にも観光都市にもなれなかった街は住宅街になる。交通の便が悪いと住宅街にもなれないが。

というようなことを考えながらほっつき歩いていたのだった。宿は神楽坂にとった。かつてなら大いに心惹かれたであろう神楽坂のお洒落な飲食店の数々にも心が動かなくなった。感受性が鈍ったのか、悟りに近づいたのかはわからない。

ただこの一年ほどで外的な刺激に依存しないようになったのは確かだ。より内発的なサムシングであるとか、即物的でないことに喜びを見出すようになった。

日々の成長を大事にしていればCPEもいずれ合格する水準に達するだろう。

そんな感じで久しぶりの東京滞在は終わったのであった。学会がことごとくオンライン開催になっていく昨今、次に来るのはずいぶん先になるだろうなあ。

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