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第38回京都賞受賞記念講演会

本日、稲盛財団が主催する第38回京都賞の受賞記念講演回が宝ヶ池の国際会館にて開催されたので聴いてきた。

3人の受賞者のひとりは物理学などの数理研究の多大なる貢献をしたエリオット・H・リーブ博士。内容が難しすぎてよくわからなかった。淀みなく訳す同時通訳の人がすごいなあと思った。
博士は1956-7年と、1978-9年に京都に留学・滞在したことがあるらしくて、京都市電の廃線の瞬間にも立ち会ったらしい。

2人目は柳町隆造先生。哺乳類の受精のメカニズム、顕微鏡下の人工授精などの研究を通じて、不妊治療の確立に寄与した偉大な生物学者なのだけど、存じ上げませんでした、、、しかも今年の9月に亡くなったらしい。
そういうわけで成育医療センターと理科研の偉い人が、故人を偲ぶという形で講演された。非常に良かった。

3人目はナリニ・マラニさんという芸術家で、いろんなフィルムアート、インスタレーションを通じて、声なき人々の声を届けてきた、、、らしい。抑圧される人々のほとんどは女性でどうのこうのという時点で、日本とは違う世界で生きてこられたのだなあと思った。


そういうわけでなかなか楽しかった。リーブ博士がなにを言っているのかよくわからなかったのが残念だったが、いつか理解できるよう勉強しなきゃっていうモチベーションにもなったしいいかな。

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