プロ野球開幕したどー
本日は夕方から、BRAFV600変異大腸癌のビラフトビ+メクトビ+セツキシマブ、いわゆるBEACONレジメンのWeb講演会を聞いていた。ついでにオプジーボ+ヤーボイの話もしていた。副作用対策など勉強になった。しかしコストの話もするべきではないかと思った。
そのさらについでにプロ野球の開幕戦もちょっと見ていた。
昨日、後輩に「明日は先発藤浪なので心配です」といわれた。心配とは何かしら期待があるから発生するものである、貴様は藤浪にいったいなにを期待しているのか、学習能力ゼロなのか、などと思ったが口には出さなかった。
しかし開幕投手が藤浪なのは心配というファン心理は正当なものである。今年こそ藤浪にやってもらわなければという首脳陣の気持ちもわかるが、昨期の功労者である西勇輝に失礼ではないか(たぶん西、秋山、高橋の表ローテは巨人戦になるようにしてるのだと思われる)。
とはいえ、昨シーズンリリーフも経験して藤浪も一皮むけたかもという気持ちもないではなかったので、ちょっとだけ観てしまったのだ。私も後輩のことを全く責められないのであった。
2回表からDAZNで観戦開始。大山とサンズの連打でノーアウト一三塁として、スーパールーキー佐藤輝明が外野フライで先制。プロ初打席初打点、めでたい。
いい形でリードしたからその裏の藤浪はなんとしても抑えなくてはいけない。先頭の村上宗隆はバッチリ三振、左打者は安心してみられる。次の内川聖一には甘く入ったスライダーをかるーくライト前に運ばれた。さすが内川。ここからいつもの藤浪になって、四球でランナーをためて追いつかれる。投手の小川にまで四球を出すというおまけつき。でもまあなんとか1失点で耐えたのも藤浪らしい。
5回裏にも四球と暴投と1失点。おなじみの光景だ。なにも成長していない。しかし6回表に大山のタイムリーで勝ち越して、勝利投手の権利を得て降板。投球数103、被安打5、与四球5だが死球はゼロだったので期待以上のできである。よくこれで2失点ですんだよな。
8年前に藤浪のデビュー戦、神宮まで見に行ったことを思い出した。あのときの試合も四球などでランナーをためるも耐え忍ぶという内容だった。勝ちがついたかどうかは忘れたが、チームは勝った。3月の神宮は寒かった。
6回裏から岩貞が登板。藤浪をリリーフにして岩貞が先発するべきではないかと思うが、能見さんの退団で左のリリーフが足りないというチーム事情もあるのでいたしかたないか。6回は岩貞が安定感抜群。6回から見ればよかったな。
ちなみに観てない間にサンズが2本ホームランを打ってて、藤浪の勝利投手もなくなってた。最後は岩崎、スアレスの勝ちパターンで締めて開幕勝利。とらほー。
勝利投手は昨年ソフトバンクを戦力外になった加治屋蓮、こういうの勇気づけられるよね。
9回表にはルーキーの中野拓夢に打席が回った。初球をセンターに弾き返して嬉しい初打席初安打だ。
ところで神宮のヤクルトベンチのゲーミングチェアの数増えてない?AKracingのやつ。
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