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清澄白河

 お嫁さんの休日なので遠出したい。当初は赤羽の区立プールに行くことを考えていたのだが満員ということで別案が必要になった。いい塩梅の距離の図書館に行って懸案の宿題をしよう。江東区立深川図書館が選ばれた。自転車でGO!

 墨田川を超えた辺りでお祭りの気配が感じられる。テントに人が集まりお神輿が鎮座する。参加者の年齢層は上だ。俺が参加したら若手になるぐらいの。若いのに地域の行事はねー。むずかしいよな。滅びゆく日本の風俗。…ていうか、この暑いのに、あの先輩方がお神輿を担いで生きていられるのか?

 深川図書館は席が満席だったので東京都現代美術館内の美術図書室に河岸を変えることにする。ここは空いている。前に行ったことがあるから知ってるんだ。
 
 でもその前というのが随分前だったから館内のどこにあるのか、果たして無料で入れるところにあるのか。正解は地下。無料で入れます。危うく常設展のチケットを買う所だった。
 美術図書室内には手提げの持ち込みは禁止。資料ノートなどの私物も申請の下でとのこと。すこし、敷居がたかい。だから、すいているようだ。

 私物を申請し美術とは全く関係ない資料を片手に宿題を始めた我々だったが、もともとお腹が空いてきたねと言っていたのだった。30分ほどしてお腹が限界に達し、図書室を出て2Fのカフェへ。サンドイッチを食べながら宿題をする。ビールを合わせるのは我慢した。

ハムサンドとバインミーみたいのとフルーツサンド。レモネードとジュレ入りサイダー

 図書室に戻る?別にここでいいんじゃない? カフェで宿題を続行。宿題はだいぶ進んだ。

 17時をすぎてまた腹ペコ。晩御飯にしようか。美術館を出て、候補1件目の食堂は満席でふられた。2件目はパーフェクトビールとからあげの店。入れた。ビールの泡のクリーミーさは格別だった。からあげはナンコツがうまかった。珍しく飲めないお嫁さんがビアカクテルを頼んだ。飲み切れず最後は俺が引きついだ。

 

この文章で上がった収益は、全てボス村松の演劇活動と植毛に充てられます。砂漠に水を。セイブ ザ ボース。