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#627 ゲーム論30|ロックマン4

前回紹介したロックマン3に続いて、本日はロックマン4を紹介しましょう。こちらは結構鮮明に覚えています。


ロックマン4とは?

前作ロックマン3からわずか1年のインターバルで発売される本作ですが、そのハイテンポが需要と供給を物語っている気がします。
僕も本当にこの時期、ロックマンは大好きでしたし、このオレンジのカセットメッチャ覚えてますし、もっと言うと学校の美術の授業でこのカセットのロックマンを描いた記憶あります笑

そんなロックマン4ですが、今までのロックマンと一線を画し、ラスボスが「Dr.コサック」という新キャラなんですよね。Dr.ワイリーじゃないんです。
その辺が新しく、サブタイの「新たなる野望」に集約されております。


ロックマン4の魅力

1.BGMがいい!

BGMが本当に秀逸です。
ステージセレクトのも好きなんですが、その後のボスキャラ紹介のBGM(ロックマンで一番有名なBGM)はやっぱ良いですし、各ボスのステージBGMもイキフンがあってよいですね。
僕はダストマンのBGMが一番好きでした(次点がトードマン)


2. 前作からのアップデート

ロックバスターをチャージできるようになったのは最高に熱かったですね。
故に、常にBボタンは長押しするクセがついてしまい、たまにロックマン3をすると「あ、貯められないんだった…」と思ってしまうのが当時のあるあるでした。

更にはアイテムを途中で無償でくれる「エディー」の存在も良いです。
E缶や1up、更にはパワー回復やMP回復のデカいのをくれるんですが、欲しいの(というかE缶)を貰えるまでやり直すのもあるあるだったのではないでしょうか。

ちなみにE缶は毎回出し惜しみしちゃいますよね。
ドラクエで言うエルフの飲み薬に近いものを感じます。


3. とにかくボスキャラが魅力的で楽しい!

そんな感じでかなり僕の満足度は高いゲームでした。
早速紹介しましょう。


ロックマン4 ボス紹介

今回もウィットに富んだ8体のボスが出現!


トードマン

考案者が前作のスネークマンから着想を得たのかは不明ですが、ヘビに続いてカエルの化身のキャラクターがスタメンとなりました。
このトードマンは全員にダメージを与える「レインフラッシュ」というクソエグイ必殺技を持っているんですが、行動パターンがワンパターンなのでジャンプの下をくぐってロックバスターを打ちまくれば勝てます。
むしろどちらかというと雨が降って足元が悪いステージの方が難易度高かったですね。そこから下水道に入る展開とか、完璧でした。

攻略本も、実際にプレイする方も、まずはトードマンから始めるみたいな不文律がありましたね。


ブライトマン

続いて紹介するブライトマンは、前回のスパークマンに続く電気枠なのですが、イラストレーターの榎本よしたかさんという方が中学生時代に応募して採用となったボスです。
こうして将来の仕事にも繋がるような機会になっていた事に改めてリスペクトですが、そんなブライトマンは「時を止める」というドラゴンボールで言うグルドの能力を持った鬼畜なのですが、電球は雨に弱いという理論なのか、トードマンを倒して取得するレインフラッシュがクソ利きます。

そんなブライトマンは「光」だけあって、ステージの照明が全部消えたりするギミックがあったり、非常に秀逸でした。
やっぱロックマン4は本当に面白かったと未だに振り返れます。


ファラオマン

ロックマンのボスキャラは、基本的にはキン肉マンの超人募集の延長線上で子供たちが応募するのが一般的と思いまして、このファラオマンに関しても「ミスターカーメン」に通じるものもあるんですが、ファラオという名前だけみるとこの漫画からの着想かも知れません笑
エジプトだけに砂漠をステージとした、「砂枠」ですね。
そして必殺技のファラオショットが元気玉っぽくてカッコいいですね。


リングマン

リングマンは発想が素晴らしいですね。
リング=「輪」とかって、ステージにもボスの技にも色々と発想が膨らむアイデアですので、こうした発想は思いついたもの勝ちですね。


ダストマン

この「ゴミ」をテーマにした発想はもちろん、ダストマンのフォルムも素晴らしいですね。今だったらSDGzなどもあるので、もっと喝采を集めていたでしょう。
そして有名な話ですが、このダストマンのキャラクターデザインに応募したのは「アイシールド21」「ワンパンマン」の作者である漫画家・村田雄介先生ですね。


スカルマン

スカルマンは小2か小3の僕の琴線に触れまくったカッコいいキャラクターでしたね笑
キン骨マンというよりかオメガマンに近いフォルムに興奮した記憶がありましたが、倒したあとのスカルバリアーがあまり琴線に触れなかった記憶もあります笑


ダイブマン

本作の「海枠」ですね。
やはりラッシュマリンという特技がある以上、海系のキャラクターは枠が確実にあるので賢い子供たちはこの辺を攻めたと推察されます。


ドリルマン

トゲ枠ですね。
この辺にもなると、早くラスボスに行きたいという思いが強く、惰性で戦ったりするのが悲しい所です笑


Dr,コサック

元々、今回のボスとして登場する科学者なのですが、実際のところはDr.ワイリーに娘を拉致されていて、いやいやロックマンにケンカを売ったという可哀そうなボスでした。


Dr.ワイリー

そしてやっぱり今回も悪いのは、このマッドサイエンティストですね。
この技術力を平和に使えばいいのに・・・

こんなエグイマシーンで攻めてきますからね笑

ラスボスステージも難易度が結構あり、面白かったですね。


まとめ

そんな感じでロックマン4は殆ど覚えてますし、どこにE缶があるかとかも鮮明に覚えています。ラスボス1面の雪のステージで、スタートしてから左端に言ったらあるとか、そういうどうでもいい記憶は未だにありますね笑

そんな感じで僕のファミコン時代の下手したら一番の思い出はこのゲームですね。


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