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#668 バンド論119|WRENCH

本日は日本のミクスチャーロックの雄・WRENCH(レンチ)を紹介します。


WRENCH(レンチ)とは?

1992年に結成された時はBeastie boysの曲名でも有名な「FIGHT FOR YOUR RIGHT」というバンド名だったようですが、94年に現バンド名に改名し、そこから30年…休むことなくWRENCHの活動を続けています。
当時の同期はハイスタGARLIC BOYSCOKEHEAD HIPSTERSとかですね。

そして98年にはAIR JAM 98にも参加し、2年後の2000年にもAIR JAM 2000に参加。この時スペースシャワーで放送されたAIR JAM 2000のWRENCHのライブではvocalのシゲが全裸になり、ステージの光でうまく陰部を隠しているあたりにスペシャの映像クリエイターの本気を見た記憶がありましたね笑

そして2002年のRISING SUNでも僕は見ているんですが、その頃は全然曲も知らなかったので遠くのテントで寝ながらTIME & SPACEを聞いていたんですが…
WRENCHがトリ前でメインステージにいたとか、今考えたら熱いですね。

で、その後大学の友人が結構聞いてたりしたのでCD借りたりして聞くようになりました。
メジャーな曲しか知らなかったりですが、それでもカッコいいと思う曲は多いので紹介させていただきます。

家にも2枚CDありました。懐かしいです。


WRENCH(レンチ)の愛すべきBEST10

10位 DOUBLE-0-FREEDOM

この曲は冒頭のギターがカッコいいんですけど、終始リズムというか演奏がカッコいいです。そしてこの初めて見た炎の前で歌うPVが最高にイカしてますね。


9位 化身

このアルバムBLUE BLOOD BLUEはWRENCHで一番好きなアルバムですが、この曲はいい感じにギターが暴れまくりマクリスティーで、シゲの高音ラップといい感じに相まって気持ちがいい曲です。
ギターのリフが非常に秀逸、ミクスチャーですね。


8位 When new winds blow

このアルバムはあまり知らないんですが、この曲はカッコいいですね。
ギターのリフと、Aメロで盛り上げて行くドラム、やはり演奏力が相当高いです。
もう洋楽っぽいですね。このグルーヴは日本人ではそう出せないでしょう。


7位 空

この曲もカッコいいですね。
なんとなくマッドカプセルマーケッツにも通じる所があるような、王道ミクスチャーみたいな感じの曲で、シゲの高音のシャウトと、そして終盤のシゲの声が重なる所が好きですね。


6位 Sole to the glow

僕の大学の友達のドラマーの当時の着メロはこの曲でした笑
何故この曲を着メロにセレクトしたのか謎でしたが・・・笑
WRENCHの中ではかなりポップな方な曲だと思ってますが、とにかく終始ゴキゲンで楽しい曲ですね。


5位 時空自在

この曲が収録されてるアルバム「WONDERING~」の中ではこの時空自在が一番好きですね。サビも「じーくーじーざー」と盛り上がりやすいですし、なにより歌詞が深い。WRENCHの歌詞は哲学的ですが、この曲も然り。

時空自在 コウダイナル
時空自在 ウツワデアル
時空自在 ソノスガタ

そしてWRENCHはよくカタカナを使いますが、この辺の歌詞も深いですね。哲学的です。


4位 Beginning is start of the end

AIR JAM 2000を思い出しますね。
初めてVHSでこの曲を見た時は全然琴線に触れなかったんですが、大人(と言っても20代前半)になって聞いて、「あ、この曲かっこいいわ…」と思った、そんな曲です。
もう「衝動と行動と渦中の海よ!」と言いたくなってしまいますもんね。
そしてこの曲はドラムがカッコいいです。分かる人には分かると思います。


3位 SKY, LIQUID, MEN

この曲は結構流行っていたのでは無いでしょうか?
結構王道ミクスチャーであり、シゲの高音シャウトもあまりなく、本当に当時多かったミクスチャーロックの再先鋒のようなサウンド。
ベースはブリブリで、ギターのミュートとかリフとかも上手い。この曲も大分洋楽っぽくでいいですね。


2位 ヒポテーゼ

この曲もAIR JAMが浮かびますね。カッコいいです。
個人的には終盤の方のギターがカオスになっていく展開が凄く好きでして、もうなんかメチャクチャなんですけどその辺がいいですね。
ちなみにヒポテーゼとはドイツ語で「仮説」という意味です。確かに曲の冒頭で言ってますが・・・


1位 Time & Space

この曲が一番好きですね・・・・・・Get inner brain!
多分一番初めに聞いたWRENCHの曲だった気がします。
全曲Space Tribeからイントロも歌詞も繋がっているんですけど、入りのギターの部分から好きですね。そしてシゲの高音パート、ラップ、そして最後の語りの部分までひっくるめて、WRENCHの魅力がふんだんに詰まっている感じの曲ですね。
90年代のミクスチャーのお手本のような曲です。


まとめ

そんな感じで日本のミクスチャーロックの雄・WRENCH兄さんを紹介しましたが、今はドラムが2人でやっているようで相変わらずカッコいいですね。
これからもミクスチャーシーンで根を張り、盛り上げて行って欲しい所ですね。


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