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#257 ライブ論14|020120 JAPAN TOUR 2002.10.14 なんばHatch(THE MAD CAPSULE MARKETS)

2002年10月のTHE MAD CAPSULE MARKETS通称マッドのライブは最高に楽しかった記憶しかないですね。

マッドに関しては、「バンド論」で勿体ぶってまだ書かずに取っておいているので紹介はしてませんが、ライブ論ではすでに紹介しているので、引き続き紹介したいと思います。


THE MAD CAPSULE MARKETSとは


左からMOTOKATSU(Dr)、KYONO(Vo)、TAKESHI UEDA(Ba)

1990年くらいに結成されたバンドで、多くのフォロワーに影響を与えている、日本を代表するロックンロールバンド。
初期はジャパニーズパンクの系譜を引き継ぐ形のサウンドだったが、徐々に進化を遂げ、1997年にリリースされた「DIGIDOGHEADLOCK」より、デジタル・ハードコアに移行。
そのデジタル・ハードコア移行後が最高にカッコよく、多くのライブで「マッドはヤバい」と注目を浴び続けるも、2006年に活動休止・・・泣

僕の高校〜大学時代に最も影響を与えたバンドかも知れません。
とにかく、何もかもがカッコよくて、本当に憧れまくっていました。

大学時代、僕の周りには音楽通が多く、僕は「ハイスタ」「ハイロウズ」「マッド」とかを中心にしてましたが、大学時代の盟友のナカムーは「BRAHMAN」「BDB」「マッド」、同じく盟友のポン助は「ハスキン」「BDB」「マッド」という感じで、周りの友人においても、常にみんなに愛されるバンドでした。

マジでみんな聞いてましたね。
それくらい影響力のあるバンドだったんです。


ライブに行った経緯〜ライブ開始まで

そんなマッドが、1999年にリリースした「OSC-DIS」、2001年にリリースした「010」、この2枚のアルバムを中心としたセットリストでライブを行った「020120」のライブアルバムをリリースしました。

このアルバムは「アルバム論」でも紹介したいくらい、最高にカッコいい作品です。
当時のベストアルバムと言っても過言ではありません。
とにかくデジタルハードコアで、とにかくゴリゴリでカッコよくて超ポップ。マッドの真髄がそこにあります。

そんな感じで、このライブアルバムリリースに伴うライブツアーを行う情報をGETして、なんとしても行かねrばならないとチケットをGETしました。

で、このライブに1人で行くのが嫌だったので、
ライジングサンに一緒に行ったTを誘って行こうとしたんですが、やはり超人気のマッド。
この時期仲良くなり始めていた友人達もこのライブのチケットを抜かりなくGETしていたので、一緒に行くことにしました。

その2ヶ月前には見てたんですが・・・やはりフェスなので演奏時間・演奏曲も少なかったので、単独公演はめちゃくちゃ楽しみです!

当時僕は滋賀県に住んでいたんですけど、大阪までは車で3時間くらい。
車でマッドを聴きながら向かうのは何とも言えない楽しい体験でしたね。

なんばHatchは関西ではそこそこ収容人数が大きいハコで、関西のライブハウスはほとんど行きましたが、ここが一番オオバコだった記憶があります(20年前のデータ)


そして物販で抜かりなくTシャツを買い(ほぼ全員買ってた)、ライブに挑む我々。

Tシャツもいまだに持ってます(しわくちゃですが)


ライブ開始〜終了

マッドのライブは演奏もさることながら、ライブの演出もメチャクチャ楽しいのが特徴です。

独特のレーザーや光線など光の特殊効果、VJが演出する映像効果など、エレクトリカルパレードよろしくの極上のエンターテイメント・ショー
それに爆音のギター・ベース・ドラムサウンドと、打ち込みの電子音が乗り、とにかくクソほど上がります。
とにかく体験して欲しいですね。

そんな感じで最早覚えていないんですけど・・・笑
名盤「OSC-DIS」「010」の2枚のアルバムから満遍なく演奏してくれました記憶があります。

1曲目はINTRODUCTION 010。インストなのにメッチャ上がります。
いきなり電子音で始まり、ギターの刻み、そしてシーケンサーで音を絞る(この表現が多分一番適切)TAKESHI UEDA!ヤバいです!

そしてTRIBEとかやられたらもう最高です。

そいつは頭の中に潜んでる音の渦に巻かれ
そして破壊するその幻想 その未来の底から生まれる慈をっ!

トラーーーーーーーーイヴ!!!!!!!!!!
Why Don't You Strike Justify your Mind!!!!!

もうこの曲だけもうお腹いっぱい!

そしてGAGA LIFEとかGOOD GIRLとかCHAOS STEPとか、最高に上がる曲を演奏し・・・テンションは最高潮に。

そして中盤〜終盤、個人的に一番上がったのは、このイントロは・・・まさか!!
ASPHALT-BEACH!!!!

KYONOとTAKESHIのダブルボーカルの掛け合いが最高に美しく、最高にCOOLで、最高にカッコよく、イカした名曲。
「OSC-DIS」の1つ前のアルバム「DIGIDOGHEADLOCK」に収録されていた曲なので、まぁ演奏しねーだろうなと思っていて、これが来たのはかなり上がりました。
一緒に行った友達も「まさかASPHALT-BEACHが聴けるとは・・・」と言っていたので、これはマジで上がりました。

そしてあんま覚えてないですが、最高のミクスチャー・ダンス・チューンであるPULSE、そしてラストはデジタル・ハードコアの金字塔・MIDI SURFで終了。
汗だくでしたが最高に楽しかった。

そしてアンコール、またもDIGDOG〜からCRASH POW!これも盛り上がるんです!
そして最後は神歌で「チョ、チョ、チョチョチョ」と叫んで終了。

マッドのライブは毎回楽しいんだけど、この時も最高に楽しかったですね。


セットリスト

1. INTRODUCTION 010
2. TRIBE
3. GAGA LIFE.
4. GOOD GIRL
5. OUT/DEFINITION
6. CHAOS STEP
7. JAM!
8. ISLAND
9. ALL THE TIME IN SUNNY BEACH
10. 雲-kumo-
11. BIT CRUSHERRRR
12. ASPHALT-BEACH
13. NO FOOD,DRINK,OR SMOKING
14. RESTART!
15. PULSE
16. MIDI SURF

Encore
1. CRASH POW
2. 神 KAMI-UTA 歌


ライブ終了後

ライブが終わって、汗だくになりながら、タバコの煙を吐きながら感想を言い合い、車で家まで帰りましたねえ。
楽しかった思い出です!

これ以降、僕はマッドに傾倒し、翌年は仲間内でのライブイベントでマッドのコピーバンドをやったり、色々と盛り上がってました。
そしてこの2年後、CiSTm K0nFLiqT...のライブツアーにも行ったんですが、それもまた最高に楽しかったので、別途レポートします!

そんな感じでTHE MAD CAPSULE MARKETSの活動再開を願い、ペンをおきます!以上!


時期で言うとこの辺ですね。やっぱ鬼カッコいいです。


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