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#168 ゲーム論⑧ 「ワールドヒーローズ」

ワールドヒーローズ通称ワーヒー
メッチャ好きでしたね。

初めて出会ったのは小3くらいの家族旅行で行った定山渓ホテルのゲームコーナー
当時の僕はいたくこのワールドヒーローズに感銘を受けたものでした。

多分ストⅡよりオシャレに、カッコよく思った記憶があります。
忍者とか、ロボとか、剣士とか、そういう所に憧れたんですかね。
とにかくメチャクチャハマりました。


ワールドヒーローズの魅力

歴史上の偉人がタイムマシーンで集まったという設定がいいですね。
伝説の忍者の服部半蔵(ハンゾウ)風磨小次郎(フウマ)。フランスの女傑・ジャンヌダルク、ロシアの怪人・ラスプーチン、モンゴル帝国の雄・チンギスハーンなどなど、まさに世界(ワールド)の英雄(ヒーロー)達が時空を超えて集まるんです。
2では大海賊のキャプテン・キッドから、田村亮子まで笑
その更なる続編では切り裂きジャックとか、呂布とか出てきたりです。

そんな感じでキャラクターが立っているのに俺は魅力された記憶があります。
あとは「デスマッチモード」というのがあり、ステージに地雷とかがあったり、負けたら丸坊主になったりなど、それはそれで熱いんです。あんまり使ってませんでしたが笑

そして何よりこのゲームの魅力は、ストⅡからパ…インスパイアを受けまくっている点ですね。
ハンゾウとフウマと言う2人の忍者がいるんですが、片方はストイックで片方はナンパ、そして飛び道具と撃退アッパーとおまけみたいな必殺技がある感じで、全く技が一緒で既視感を感じます。
拳法使いのドラゴンは三角飛びなどをする身軽な中国出身のキャラクターで、ロボットのブロッケンは足が伸びたり、火(ミサイル)を出したりレスラーがいたり、手が大きくなったりするイロモノがいたり、1人だけ女性キャラクターがいたり・・・と挙げればキリがないのですが、とにかくストⅡから何の臆面もなく、パクリまくっているところが非常に清々しい笑
おおらかな時代だったんですね笑

更に「実はパクりました(笑)」と後日談として制作メンバーが語っているようですが、"実は"とか言わなくてもみんなわかっているという笑


ワールドヒーローズのキャラクター紹介

ハンゾウ

もうある程度上で語り尽くしてしまいましたが、手裏剣と龍をまとったアッパー、更には小刀で飛び回る技を持つ忍者。ジャパニーズ・ニンジャです。
忍者はやっぱカッコいいので、主人公としてナイスなキャラクターでした。
当時カッコよかった記憶ありましたもんね。
作品の顔でありクールで「強さ」をストイックに求める姿は、まさにストⅡでいうリュウの位置付けですね。


フウマ

ハンゾウと対極をなすキャラクター。
「オラァ!」って言って戦うナイスガイであり、基本的なステータスはハンゾウと一緒で、ちょっと交戦的でナンパな部分を持つ感じは、まさにストⅡでいうケンの位置付けですね。


ドラゴン

ブルース・リーの燃えよドラゴンから来たと思われる中国出身の身軽なキャラクター。スピードも早く、三角跳びもできて使いやすいです。
そして百烈キックならぬ百裂拳を持つ感じは、まさにストⅡでいう春麗の位置付けですね。


ジャンヌ

今作の紅一点キャラクター。パツキンのチャンネー。
剣持ってます笑
春麗をドラゴンと2で割った感じのキャラクターですかね。


J・カーン

かつてのモンゴル帝国を築いたジンギス・カーンです。
ストⅡで言うところのE本田的な位置付けですかね?


マッスル・パワー

ハルク・ホーガンを彷彿とさせるアメリカのレスラー。
これは言うまでもなくザンギエフ的位置付けなキャラクターです。


ブロッケン

サイボーグのキャラクターで、火のミサイルを打ったり手足が伸びたりと、ダルシム的要素を兼ね備えた軍人です。
僕はこいつが一番好きで使ってました。


ラスプーチン

ロシアの怪人・ラスプーチンです。
こいつも手足が大きくなったりと、ダルシム的要素を持ってます。


ギガス

ラスボスなんですが、特殊能力が「擬態」なので、これまで戦ったキャラクターに変身するという微妙なラインの得意技を持ちます。


ワールドヒーローズ まとめ

そしてその後に出た「ワールドヒーローズⅡ」も結構ハマりました。
キャプテンキッドがカッコいいんですよ。ちょっと遅いんですけど、カッコよかったので使ってましたね。
当時、地元の本屋はゲームコーナーが充実しており、ワーヒーⅡはよくプレイした記憶がありますね。

そんな甘酸っぱい思い出がある、そんなゲームでした!

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