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ラグナセカ - コレクション01

今回紹介したいのはラグナセカ。

今まで僕が書いてきた記事のバンドの中でも若手で、一味変わったジャンル!

彼らの好きなゲーム音楽の影響も感じつつ、ファンク、テクノ、ポップ、エレクトロなどを独自に融合させたオリジナルジャンル、ガキンコテクノ。

Vo.韋駄天とkey.オダガワシオンのエレクトロユニット。

CD、サブスクはもちろんSoundCloudもあります。

窓口の広いラグナセカ!

歌詞が気になったらこちらから。

本作は過去の音源も詰め合わせた13曲。

なんと1500円!安いぞラグナセカ!

13曲全部書くのは多いので抜粋して7曲書きます。

1.ストロベリーキャット

早口でテンポが良く打ち込みのパーカッションがノリノリで体が動いてしまうAメロ。

Bメロはゆったりと揺れる感覚。

サビはまたノリが戻ってきて緩急のある構成。

そんなオシャレでキャッチー、ノリノリのメロディとは裏腹にネコになぞらえた歌詞はちょっと切なげ。

グッと心をつかみに来る1曲目です。

2.ファッキンデイズ

スーファミやプレイステーション初期を思い出すピコピコ音源。

歌詞は散らばったおもちゃやゲームを感じさせてピコピコなメロディとマッチ。

ファッキンデイdeデイズの言葉のリズム感や2番のクラップなどとても爽快な曲です!

4.corkscrew


オシャレなエレクトロピアノ伴奏に軽快な高速シンセリードが綺麗に舞い踊る。それに対する巧みなラップ。

夜の高速道路の車内BGMにすると気持ちよさそう!

5.CASINO BOY

このアルバムの中でも特にユニーク!

色んなジャンルが混ざって、ラグナセカが掲げる「ガキンコテクノ」にピッタリな曲です!

カジノの煌びやかでパーティーチックでありながらもデンジャラスな雰囲気を醸し出す、絶妙なトラック。

歌詞から感じるカジノボーイは小粋でロマンチストながら強か。

6.束縛

ラグナセカが投げかける束縛…ひいては人間関係や生き方がテーマ。

テーマはヘヴィだけど引っかかるワードセンスと聴きやすい言葉選びが面白い!

そして複雑な精神や迷いを映すような、不思議なメロディ。

9.キッカンチョ!!!

俺ら死ぬまで踊るぜ!

キッカンチョ!!!(Kick&Chop!!!)

嫌な事も忘れて踊りたくなるダンスナンバー!

エレクトロの要素が強く浮遊感があって聴いてて気持ちいいです。

10.Z + ん

ラグナセカが表現する宇宙恐竜。

言わずとも元ネタはウルトラマンシリーズのゼットン。

色んなエフェクトや音源を混ぜ合わせて描く「子どもの頃にテレビ越しに圧倒されたあの強力無比なゼットン」はちょっとノスタルジック。

最後に

言葉遊びや気持ちのいいリズムを意識した楽曲が多いラグナセカ。

今回は僕が特に好きになった7曲を書きましたが、残りの6曲もとても個性的。

どこかスーファミのゲームや音ゲーにありそうな雰囲気。ゲーム好きな人や新しい音楽に出会いたい人に聴いてもらいたいです!

そして彼らはまだ20代前半。

5年、10年と続けていった先にどんな音楽に進化してるのか楽しみです!!

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