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Heavy Metal Never Dies!!!/LOVEBITES

聴き始めて10日程度。

もう完璧だ…

youtubeで行われた

LOVEBITES先行視聴会「LIVE AT HOME 2」

Macbookから家のプロジェクターに繋ぎ、AirPodsProで大音量の視聴会。

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こういうと少し失礼かもしれないけどガールズバンドでこんなにどハマりして感動してる自分に少し驚いています。

そもそも"ガールズバンド"という見方をしてしまっていること自体がもう失礼だなと感じてます。

前回もLOVEBITESについて書いたけど日に日に感動が増してる。

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スーパーボーカリストasami。

元々メタルを聴いたことさえなかったというボーカルasami。ただあの強烈な楽曲で負けることなく、むしろ圧倒的な存在感を放っているボーカルはただただ圧巻、脅威。

ここでこの人を引き合いに出すのは恐れ多いけどLOUDNESSの二井原さんもEARTHSHAKER後、LOUDNESS以前にソウルを歌ったりしていた時期もあったりと、畑の違うところにすごいダイヤモンドが埋まってるもんなんだよね。

伸びやかで芯のあるボーカルは元々メタルが持つクラシカルな要素との親和性も高く、且つ、メタルが持つ凶暴性、野性的な曲を歌いこなす表現力も持ち合わせているのがとんでもない。

個人的には往年のメタルアーティストの高音ボーカルよりも聴きやすく、入ってきやすいのも大ポイント。

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激情ギタリストmidori。

良いGIFだ…w

メタルの持つ凶暴性、野性的な側面を演奏、パフォーマンスの両面から発揮する反面、『A Frozen Serenade』のアコースティックギターソロのように繊細さも兼ね備えてるからこれまたバケモノ級のギタリストですよね。まぁそれが出来るからプロなんでしょうが、やっぱりリスナーはシンプルにその多面性に驚きます。

『Break the Wall』のソロの一発目のフレーズなんて狂気的ですよね。スラッシュメタルならでは、だからこそのフレーズですが、こういう女性たちからああいうフレーズが出てくることも凄いと感じてます。

演奏時の表情の豊かさも良い。身振り手振りだけじゃなく表情でこちらを煽る、しかもあれだけ速弾き、狂気的なフレーズを弾きながら表情でこちらを煽る余裕を見せるところも魅力的です。

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僕は今一番この人にヤラれてます、miyako。

魅力的ですねぇ。LOVEBITES聴き始めてからyoutube見てて、ふと顔をちゃんと見た瞬間に「あれ?」ってなって調べたらやっぱり、SIAM SHADEのベース、NATCHINとバンドやってた子じゃないか!ってなって。

いろいろ調べて見てたけどLOVEBITES入ってからメタルの作曲をしだしたってこれまた凄いな。初期の『Shadowmaker』なんて震えるほどかっこいいぞ。

激情のmidoriが"動"なら、miyakoは"静"。ただ淡々と弾くギターフレーズはやはりバケモノ級のテクニカルフレーズ。

ただこの人の場合はギターだけじゃなくキーボード、ピアノも凄く高い次元で弾き倒すという飛び道具の持ち主。元々持つクラシックの素養というのはこれまたメタルに置いてとんでもない武器になるわけですが、それを実際にピアノの演奏で自ら体現出来てしまうのがこの人の持ち味。

でもこれの何が凄いって、もちろんギタリストでありながらあれだけのピアノを弾けてしまうのも凄いんですが、これって間違いなくmidoriの存在ってでかいと思います。

二人ともがそれぞれ異なる側面を持っている凄腕のギタリストなわけですが、それだけ弾ける人がいるからこそ、ギター以外の楽器でも自分の持てる技量を使って曲の世界観を表現することが出来る。これってなかなか出来るバンドいないのよ。特にそれを実際のライブの場でやれてしまうバンド。ここが凄い。

この曲はmiyako作ですが、本当にバンドの魅力が一番詰まっている曲じゃないかと思ってます。素晴らしい。最後のmiyakoのピアノは自然と泣きそうになります。美しいです。天才。

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またこの人もとんでもないんだよなぁ…haruna。

LOVEBITESの強靭な楽曲たちはこの人の存在なしにはなり得ないと言っても過言ではないです。

あ、もちろん誰一人として欠けてはならんのだけど、それぞれが圧倒的な技量を発揮し存在し得るのはまず間違いなくこの人が叩く強靭かつ正確無比なドラミングがないと成立しない。

見た目おっとりしてるんですけど、そんな雰囲気からは想像できないほど、強烈なドラミングを見せてくれます。ものすごい手数も多いはずなのに、その一音一音どれもが凄い破壊力でリスナーに届きます。

そして…

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miho!

僕が『Thunder Vengeance』を聴いてどハマりした一時間後に、mihoが脱退していることを知り、めちゃくちゃショックを受けてしまいました…

『Thunder Vengeance』、miho曲なんだよね…

そもそもこの人がいなければLOVEBITESという奇跡の集合体は存在しえなかったわけで。全英詞で誰が聴いてもヘビーメタル、をやりたいという意思に賛同し集った人たちだから。

バンドにおける楽曲制作の比率的にもmiyakoとmihoの割合が多くて、特に前回記事でも書いた『The Unbroken』なんてめちゃくちゃ衝撃を受けたんだ…正統派メタル中心の楽曲の中で突如後半に現れる、これまた正統派でストレートなハードロック。あの曲で心を完璧に奪われたんですよ。

あれだけタイトなメタル楽曲をひたすら指弾きであれだけヘドバンしながら演奏する、生粋のメタラー。この人がいなくなるという事実の影響力は計りしれない…


ただ…

「Heavy Metal Never Dies」

と、バンドは高らかに宣言した!

死んでないし、死んじゃいけないし、死なせない!

今日本でこんだけ高らかに真っ向からメタルを奏でる人の火を消しちゃいけないし、これだけの才能あふれるバンドの火で世界を覆ってやるくらいの気持ちで、それをメンバーだけじゃなく、ファンと一体で、「メタルを死なせない」という大きな命題を背負っていってやろうじゃないかと。

今回の先行視聴会を見て感じました。

待ってるぞ!LOVEBITES!!!


余談

まだ聴き始めて2週間くらい。ひとまず先週末で『ELECTRIC PENTAGRAM』を買い衝撃を受けて、今週末で残りのファーストの『THE LOVEBITES EP』を除くアルバム4枚ポチりました。

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