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腐ったみかんの方程式



家の中で唯一断熱されていない車庫に置いてある、みかんを取りに行くと…一個だけ腐りかけているみかんを見つけた。
ん?瞬間的にあの「腐ったみかんの方程式」を思いだした。

腐ったみかんをそのままに箱に入れたままにしていると、周りのみかんも腐らせてしまう。
それは、学校や企業、組織論やチーム論、グループ論にもよく例えられる。

それは、すぐ廃棄か?

腐ったみかんを取り除き廃棄すればコトは終わる。しかし、人間はみかんじゃない。

捨てる?消す?消えてもらう?

みかんが腐れる理由は熟しすぎたから?…傷がついていたから?カビたから?

人が傷んだり、腐れかけているのにも必ず理由があります。

腐ったみかんをよく見てみる。皮を剥いてみる、腐った皮と房部分を取り除き、残った部分を食べてみる。
他の房はびっくりするほど甘かったりするんです。

人なら膝を詰めて、とことん話しをしてみる大切さ。みかんと対話はできないが、人はしっかり、じっくり話し合う事ができます。

中小企業の社長や管理職から嘆く相談をよく受けます。

社員は何にも考えていない、あてにならない、信用できない奴ばかり…強く指導するとすぐ辞める、やれパワハラだのモラハラだのって。
と、悩める社長さんや幹部さん。

自分はよく言います…
社員やメンバーとキチンと向き合って話していますか?一方的に話すんじゃなく、逆に話を聞いてますか?心の声を聞こうとしていますか?

大抵はギョッとした顔をします。

酷いとさらに悪口のオンパレードに…高いお金を支払って雇っている外部コンサルタントの先生に力がないとか?外部のせいにまで…

逆に…それ、社長が腐っていませんか?笑

是非食べてみましょう。人間は味なモノ、全員違ってそれでいい。その人の持つポテンシャルを引き出すのが本当のマネジメントですよ。

社長がやらずに、管理職がやらずに誰がやるんですか?

腐ったみかんは、カビたり、傷がついて腐れる場合と、熟して腐れる場合があるわけで…

何れにせよ、人間ならば向き合わずに何をするんだろうか?コミュニケーション力が、今になって希薄になり1番大切だと叫ばれているなど…世の中の社長や、管理職は一部を除いて忙しいと言う理由で氣が回らない人が多いと言われる世の中や社会である事は、間違いないようです。

だから、コミュケーションジャンルが売れているカテゴリーNO.1なのです。

腐ったみかんを食べてこそ、知る事、聞く事の大切さを今一度初心に返って、目線を変えた取り組みなどをしてみる事も大事な時代じゃないのでしょうか?

みかん、まだですかぁー?
と、妻が寒い車庫から帰って来ない自分を心配して呼んでます。笑
甘いみかんの房食べてみたって話してみよう。

氣づき深い寒い車庫のみかん置場からでした。



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