第135話 ホメオスタシス
長男のひーくんは、よく次男のかーくんに泣かされている。ひーくんは、基本1人で黙々と遊んでいたいが、よくかーくんは、一緒に遊びたがり、ひーくんの作りかけを壊したり、構って欲しくて蹴飛ばしたりして泣かせている。
かーくんは、よく末っ子のモーちゃんに泣かされている。かーくんは、モーちゃんが大好きだから、暇さえあれば飛びついて、両手を持ったり足を持ったりしてゆらゆら動かしてあげようとする。不自由になりたくないモーちゃんは怒りだし、それを見てかーくんはショックを受けて泣き出してしま