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母子留学*いざゆかんシンガポール/①シンガポール再入国のための手順

2020年4月末に日本へ一時帰国し、9月末にシンガポールへ再入国。
母子留学でシンガポールへ再入国された方の情報を当時見つけられず、まったくの手探り状態だったので、体験内容を残すことにしました。

※可能な限り、政府機関の発表を確認して記載していますが、誤った情報や解釈の可能性、また、現時点での状況に合わない情報が含まれていることは、ご容赦下さい。

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*シンガポール再入国のための手順*
■まえがき:我が家の背景
■情報収集の方法:シンガポール政府の方針の変更点など
■再入国するために我が家が経験した手順:まとめ
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■【まえがき:我が家の背景】

2018年8月から母子留学中のなか、2020年3月23日、COVID-19(コロナ)の影響で、子どもの通うシンガポールのインターナショナルスクール(以下、インター)は、通学から自宅でのオンライン授業に切り替わった。3月末~4月中旬までのスクールホリデー期間中に、サーキットブレーカーが発令され、スクールホリデー後もオンライン授業継続となり、通学再開の見通しが立たなくなった。

日本にいる家族と相談し、シンガポールから日本へ向かう飛行機の運航が確定していた4月中に日本にへ戻ることが急遽決まったのが、4月26日(日)夕方。翌月曜日からも子どもはオンライン授業を受け、日常生活を送りながら、Singapore Postで段ボールを手に入れて本帰国同然の荷造りを徹夜で済ませた。そして、4月29日(水)、夜の便でシンガポールを離れた。

と同時に、シンガポール再入国へ向けての準備が始まった。

日本に帰国後も、子どもはインターのオンライン授業に連日出席していたが、サーキットブレーカー終了後の6月1日から隔日での通学が再開された。6月中旬に2019/2020年度が終了し、子どもは日本の地元小学校へ3年生として編入学した。

母親の私はというと、母子留学の当初より留学支援会社との契約がなかったので、シンガポール再入国の為の情報収集をしなければならなかった。

さて、ここからが本題だ。

■【情報収集の方法:シンガポール政府の方針の変更点など】

COVID-19に対するシンガポール政府の方針を把握するため、シンガポールにいた時から日課になっていた以下7つのウェブサイトで情報収集を続けた。

なお、母子留学者のビザは、子どもがStudent’s Pass、母はICA発行のLTVP(Long- Term Visit Pass)となる。LTVPには2種類あり、Student’s Pass保持者の子どもに同行する私が該当するICA発行のLTVPと、MOM発行のLTVPがあるので、情報収集の際に注意が必要だ。

①「Gov.sg」から毎日送信される『WhatsApp』:
→【www.go.gov.sg/whatsapp】から登録
②「MOH(Ministry of Health) 」:
→【www.moh.gov.sg】のホームページにある『Updates on COVID-19(Coronavirus Disease 2019) 』
③「gov.sg(Singapore Government) 」:
→【www.gov.sg】のホームページにある『Updates on the COVID-19 situation in Singapore』や『Most Popular』
④「ICA(Immigration & Checkpoints Authority) 」:
→【www.ica.gov.sg】
⑤「在シンガポール日本国大使館」:シンガポール政府の方針を随時、日本語で案内
⑥「The Straits Times」
⑦「msn」

再入国についてここでわかったのは、ICA発行のLTVP(Long- Term Visit Pass)保持者はICAへ申請して再入国許可をもらう、Student’s Pass保持者は学校経由で申請してMOEから再入国許可をもらう、ということだった。LTVPについては、入国申請のオンラインフォームが見つかったが、Student’s Passは、MOEのウェブサイトを探しても肝心な再入国申請の方法について、情報が見つけられなかった。

情報を見落としているかもしれないと、来る日も来る日も検索したが見つけられず、突破口の見えない状態が長く続くことになった。

今回は、再入国するために我が家が経験した手順のまとめを書きたい。

■【再入国するために我が家が経験した手順:まとめ】

日本へ一時帰国した母子留学者である我が家は、シンガポールへ再入国するために以下の手順を実際に経験した。

①子どもの通うシンガポールのインターナショナルスクールが準備した再入国申請のオンラインフォームで、子どもと私(子どもの母)の2人分の申請を別個に行う。

②学校の担当者とメールで連絡を取り合う。学校からMOEへ再入国の申請(毎週木曜が申請日)を2人分してもらう。

③仮承認が出た旨の連絡が学校の担当者からきたら、メールにある「Payment Link」から2人分の請求書を確認し、数日後の期日までにクレジットカードで支払いを済ます。

④支払い後数日して、MOE発行の入国承認のレターが、学校からPDFで2人分届く。

⑤入国承認のレターに入国承認期間(14日間)が記載されているので、シンガポールへの直行便を手配する。

⑥シンガポール入国日から3日以内になった時点で、「SG Arrival Card(SGAC) e-Service」のオンラインフォームから、『health and travel declaration』を2人分申告する(例えば、2020年6月30日にシンガポール到着の場合は、6月28日から申告可、とウェブサイトに記載あり)。

経験した後で文字にするとこれだけのことだが、実際には試行錯誤の連続で長くなるため、この詳細は次回に。


今回は、再入国するために我が家が経験した手順を「まとめ」として記載しました。実際には試行錯誤の長い道のりを経験したので、次回、書こうと思います。(つづく

時期的に、これからシンガポール政府機関へ再入国申請をされる母子留学の方は少ないかもしれません。もし、これから申請される方がいたら、少しでも参考になればと思います。

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