車校 その1

氷結のデカいの片手に大学生とパチスロの話をするおっさん、傍らには袋入りのちくわとわかば。一日で100万買った話で盛り上がる共有スペースで、ただひとり黙々と肺を汚す。湯が沸いたのでそそくさとほうじ茶ラテを淹れて階下の自分の部屋へ戻る。濃い目に淹れたはずなのに味が薄くてぼんやりする。

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