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保存食全国知恵食材の図・シェア#3 中部編

東北編関東編に引き続き、本日は中部編をお届けします。

中部地方は南北に広がっているため、寒い北と温かい南で違った文化が見られます。北部では長野県といった、寒い冬をしのぐための保存食が作られています。また東北地方と同様、野菜の保存は必須となるため、赤かぶの漬物などが作られました。南部では、高温多湿のため食品の酸敗が起こりやすい地域でした。そこで、発酵食品(保存食)として先に開発されていた味噌を利用した保存食なども作られてきました。(食の知恵−先人からの贈り物−日本の保存食文化図鑑より引用
お勧め保存食:
煮なます・鮭の酒びたし・鮎の味噌漬け・にしんのこうじ漬け・干大根のはりはり漬け・ふぐの卵巣の糠漬け・ラッキョ漬け・赤かぶの漬物・漬物ステーキ
はりはり漬けとは:
大根を乾燥させた切り干し大根(千切り大根)を調味料に漬け込んだ漬物。(中略)はりはり漬けの由来は切り干し大根の食感である。歯ごたえが「はりはり(パリパリ)」という音に似ていることが一説にある。(カロリーSlismより引用

先人の知恵や、私たちが普段の生活している中で経験したことや、見聴きしたことが、その土地その人ならではの防災保存食の中身につながりますね。

いつどこで起こるかわからない自然災害へ、日頃からどんな備えが必要なのか、自分の目線で見た必要な防災食料、備え忘れたものって何だろう。災害と共生する覚悟を持ち続けるために。

9月1日 防災の日 〜食べて、入れ替え、防災食料〜
ボトムアップ型のDIYであつらえる
防災はじめの一歩2016年9月1日(木)

暦.COMより