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機嫌が悪い時のおはなし

 機嫌悪い日ってありますよね! ある。あるわそれは。

 機嫌が悪いときに「いま私は機嫌が悪いな」と思えたら勝負は8割勝ったようなもので、運動不足、軽度の栄養失調、寝不足の3つくらいを疑えば話は解決する。ちなみに筋トレand/orサイクリング→プロテインandマルチビタミンミネラル錠剤補給→爆睡でいっぺんに潰せる。これで自分の機嫌が治らなかったことは今のところない。

 なぜ退社後のこんな時間にこの程度のことをあえて書いているのかというと、これがとにかく忘れやすいからだ。感情的になった時というのは、外的要因ばかりに目がいって、内的要因はまるで考えられない。

 そして内的要因の中にも、ソフトウェア的なこと(思想、価値観等)とハードウェア的なこと(運動不足、寝不足……)があり、後者を考えるのはさらに難しい。たしかに腹が立っている時、その原因は「私の価値観」と考える方が、「私の寝不足」とするよりも些か高尚な印象を与える。これが余計に分析の難しさに拍車をかけている。

 むろん、ソフトウェア的なことを原因として疑うのは大事だが、これはハードウェア的なことが解決されているのが前提となる。まあ当たり前の話で、そもそもHDDだかCPUだかが壊れていたら、どんなに優れたソフトウェアも動かない。

 自分がTwitterで荒れ狂った議論を広げていた時のことを思い出してみると、まずは寝た方が良かったんじゃないかと思える。寝るのはいちばん無気力なときでも出来ることだし。まあ当時そんなことを言われていたらブチ切れて更に議論をヒートアップさせたであろうという現実はおいておくのだが。

 役に立つ教訓というのはたいてい単純なことで、難しいのは継続させることだ。レベルが低い話だと言われようが、私は何度でもここに立ち返る。

 ……こうやって決意表明しておかないと忘れるんだ。仕方ない。

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