見出し画像

2023/11/12 象潟→亀田散策


ホテルを出発後、海水浴場まで散歩してから象潟駅に戻る。


昨夜は真っ暗だった駅前だったが、象潟は羽越本線沿線では乗降客が多い町なので、数人が列車を待っていた。その人達とともに、8時33分発秋田行に乗車。

列車は、秋田駅へ向かう人達を各駅で広いながら進んで行く。羽後本荘で、多少下車客があったが、それ以上に乗ってきて、座席はほぼ埋まる。列車は内陸部に入って行く。山あいを走ってしばらくした後、再び海側へ進路をとって、もう少しで海だという地点の羽後亀田で下車。降りたのは、私1人だけだった。


羽後亀田で降りたのは、幕末の戊辰戦争で政局に巻き込まれた亀田藩のあった城下町を歩きたかったからだ。本降りの雨のなか、傘を差して駅を出た。

亀田の町は、駅から東へ2kmほど離れている。天気が良ければいい散歩なのだが、雨中の中を歩くのはおっくうである。ただ、風がないのでちゃんと傘を差していれば大丈夫だった。

県道341号線を30分程歩くと、人家が増えてきて生活圏の匂いが感じられてくる。


まずは亀田藩主の墓所がある「龍門寺」の山門を見に行く。小ぶりだがしっかりした造りの建造物だ。雨宿りを兼ねてしばらく休憩する。


次は亀田城跡へ向かう。途中に天守があり、城趾かと思うが、これは歴史博物館の模擬天守。しかも休館中だった。実際の城跡は、城門が復元された佐藤八十八美術館だ。


歴史の資料なら見たいと思ったが、美術品はちょっと…なので、引き返す。

模擬天守の横に民俗資料館があったので、こちらにしようと思ったら、扉が施錠されていた。尋ねようにも人はいないし、急激にテンションが下がった。

町を歩いただけでも満足したので、駅に戻ることにした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?