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2023/11/11 酒田駅⇔土門拳記念館

酒田駅前から、酒田市が運行している「るんるんバス」に乗る。


るんるんは、乗車時に整理券を取って、先に運賃を支払うシステム。今日は土門拳記念館へ向かう。酒田駅から直線距離で4km程の記念館まで、バスはあちらこちらに寄り道する。30分くらいを要して記念館着。


土門拳記念館は2度目だ。土門は酒田出身の写真家で、業界では、昭和の日本を代表する1人と言われた逸材。前回の訪問では、子供たちの笑顔を導き出せる写真家だと感心したのを覚えている。


今回も、子供たちが写る作品が良いと感じながら見て周った。一方、貧富の差が如実に表れた内容の写真もあって、当時の日本の状況に思いを馳せた。帰りの酒田駅行のバスの発車が近づいたので、記念館を出発する。

次の羽越本線の列車まで時間があるので、酒田市中心部の中町でバスを降りて散策してみた。

1976年の酒田大火ののち、復興した酒田市中心部だが、ご多分に漏れず、空洞化が進んでいるように見受けられる。


郊外にショッピングモールがあるのも一因だろうが、人口減少や店舗の後継者不足など、空洞化の根本的な要因はここにある。全国の地方都市共通の問題なので、寂しいという言葉は、言わないようにしたい。


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