2015年度 sexy隊長的 5大オススメ映画
2015年4月から2016年3月(執筆時)までの映画で個人的にオススメの映画を紹介いたします。
順位付けはしていないで、後半に出てきた方がオススメ!みたいなことはないのであしからず。
・バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
アメリカでは2014年10月に公開なのに、日本では半年遅れの4月10日に公開ということでノミネート。
順位付けはしていない。と言いましたが、この映画は2015年度のベストムービーです。
この映画を見てない人は…損するよ!!って声を大にして言いたい映画。
なぜそこまでオススメするのか?と言いますと
まず、映像が凄い。
全編通してワンカットで撮影されたんじゃないか?と錯覚するような映像が目と脳みそをガンガンに刺激。
ワンカット映画ならタルコフスキーなどがやってたじゃん?と言いたい気持ちも分かります。バードマンの凄いところはほぼ2時間ワンカットで撮影し続けます。カットが入るのは最後のカットだけ。それ以外はずーーーっと長回ししてるように見えます。
ワンカット�撮影の見せ方をしながら、現実と空想を入り交えた見せ方もしてきます。私は最初、映像に気を取られストーリーが全然頭に入ってこない!という状況に陥りました。それぐらい引き込まれてしまう映像力。この映像美といいますか、撮影技術を是非とも体感してもらいたいです。
そしてその映像を支える音楽がカッコよすぎるし、ハマりすぎてる。
基本生ドラムの演奏で映画を彩ってるんですけど、そのドラムで
主人公の喜怒哀楽、苦悩など精神的な部分を全てドラムで表現しています。
極端な話、目を瞑って耳だけで映画を聞いても、主人公がどんな気持ちでいるのか?などビシビシ伝わってきます。
インタビューを読むと、元々作ったドラムの音を撮影が終わったあとに再度、録り直し場面にハマるように修正をしたみたいです。
音と映像に対する意識が高く、観ていて自分がその映画の中に入っているような感覚を味わえたり、主人公に感情移入がしやすかったりと、ある意味体感型の映画と言っても過言ではありません。
最後になりましたが、この映画はブラックコメディというジャンル。
俳優の演技力と価値という皮肉をこれでもかというぐらい練りこまれています。
そしてその俳優の価値、演技について話をするのが主役と助演のマイケル・キートンとエドワード・ノートン。この2人、ぐうの音も出ないぐらいの演技力を見せつけてきます。この2人に言われたら…もう何も言えないだろ…というぐらいの演技力。
走・攻・守もとい…画・音・人という三種の神器が揃った最高の映画です。
昔ながらの評論家とSNSを使った人類皆評論家の話。映画館とスマホの画面の話。ハリウッド映画の過去と未来を繋ぐ話が出てくるんですが、これが心に響く。映画が好きなら人なら誰しも感じてるモヤモヤしている部分をこの映画で出てくるので
なんかもー!そうなんだよー!!と叫びたくなります。
映画が好きな人にこそ見るべき映画だと思います。
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/birdman/
・キングスマン
アメリカでは2015年1月に公開なのに、日本では実に8ヶ月遅れの9月11日に公開ということでノミネート。
バードマンもそうだが…なんで日本公開はこんなに遅れるんだろうか…。
キックアスの監督「マシュー・ヴォーン」とキックアスの脚本家「ジェーン・ゴールドマン」が再び手を組み、爽快痛快アクション映画を作った。といえば反応してくれる人はいっぱいいるだろう。
キングスマンのポスターの謳い文句に「スパイ映画の常識をブッ飛ばす」って書いてありますけど、そんなことはありません。
昔ながらの007と言いますか、大人や子供が観て真似したくなる、憧れるスパイ物です。
最近の007、確かにダニエル・クレイグ版はかっこよかった。話も面白かった。ただ、真似したいか?出てきたスパイグッズはカッコよかった?って聞かれると怪しいと思います。
このキングスマンは、その007のモヤモヤした部分を全て解消してくれます。
まず出てくるスパイグッズが本気でカッコいい。武器はもちろんカッコいいし、常に持っている傘のギミックがヨダレが出るぐらい欲しいしカッコいい。そして着ているスーツがカッコいい。その武器などを保管してある備品庫がめちゃくちゃカッコいい。
語彙力が低下し「カッコいい」しか言えなくなるぐらいカッコいい。
現に私sexy隊長は、キングスマンを見たあとにスーツを買いました。
「は?バカじゃないの?」って思う方もいるかもしれませんが、キングスマンを見た男子は99%スーツが欲しくなります。そこは断言出来ます。
むしろこの映画を観て、スーツが欲しくならない男は紳士じゃありません。
キングスマンに出てくる全てのアイテム、スーツを含めて欲しくなる。スパイになりたくなる。そして紳士になりたくなる。紳士心をくすぐる映画です。
この映画を観た人は全員、背筋をピンっと伸ばし紳士になっているでしょう。
この映画を語るうえで外せないのがアクションシーンです。
誰々のアクションが凄い!という話ではなく、アクションシーンの見せ方が兎に角カッコいいし衝撃です。
観ていて「うぉぉ」や「ひょぉぉぉ」という声という声にならない声が出るぐらいの衝撃映像。
この部分は語るよりも観てもらった方が早いのですが…公式が動画をアップロードしているので是非ご覧ください。
ね?とんでもない映像というのが分かると思います。
こんなアクションシーンが各地に散りばめられていたりするので、アクション好きにも是非オススメです。
キングスマンの好きな部分に人が死ぬところも上げたいと思います。
最近の映画ってあまり人が死なないんですよ。死んでも悲しみアピールのヒロインだったり、悪敵だったり。
この映画、無駄に人が死にます。それこそ敵も死ぬし、全く関係ない人々まで死にます。
死ぬことによって、アクションシーンが派手になりますし、更に痛快爽快感が増します。その無駄に人が死ぬという近年の映画にはない衝撃も是非体感していただきたい部分です。
あとまぁ…ネタバレになるので細かくは言いませんが「威風堂々」が流れるシーンがあるのですけど
たぶん、そのシーンが衝撃と言いますか…笑撃と言いますか…
グロシーンをアーティスティックに変換すると、こんな見せ方があったんだ!?という
キングスマン一番の迷シーンでした。今書きながら思い出してるんですけど、ニヤニヤが止まりません。
2015年は何故か007とミッション・イン・ポッシブルというスパイ映画大作がかぶるスパイ激戦の年だったんですが007やミッション・イン・ポッシブルを超える面白さ、そして今後共々楽しみな映画
それがキングスマンだったと思います。
最初から最後まで駆け抜けていくカッコよさを是非ご覧ください。
公式サイト:http://kingsman-movie.jp
・傷物語-Ⅰ鉄血篇-
2016年1月8日公開。2015年度5大映画オススメ唯一のアニメ作品でノミネート。
凄く凄く悩んだ作品です。2015年度のアニメ作品は、最初ミニオンズをノミネートさせる予定でした。
ミニオンズは老若男女楽しめるし、泣ける笑えるし。なんで日本のアニメはこういった作品が作れないんだろうな?と考えさせられるし悩んだ映画でした。ちなみにミニオンズ知らないんだよなぁ?って人もいるかも知れないので、簡単に説明すると
アニメ映画の世界興行収入ランキングでディズニー映画のアナ雪に次いで2位の映画です。
ピクサーのトイストーリーよりも上です。ライオンキング・ニモ・米マックス・シュレック・モンスターズインクの映画よりも興行収入が上です。
そんな映画です。内容を説明するよりも圧倒的に説得力がある数字です。
ですので、見てない人は見た方がいいです!言えることはそれだけです。
では、ミニオンズの話はここら辺にして本筋に戻りましょう。
なぜ世界的に成功しているミニオンズを押しのけて傷物語という映画をオススメするかというと。
圧倒的にクオリティが高いアニメーション。
話も面白いのですが、3部作の1作目。
しかも3部作といっても、1つの話を3分割した3部作ですから話的には途中で終わるような感じなのですが…
それすら武器に変えてしまうとでもいいましょうか
圧倒的なクオリティのアニメーションを見せつけられると「早く次が見たい!!」と思ってしまいます。
圧倒的なクオリティって何?って思う方もいると思います。
実写っぽいってこと?リアルってこと?って思う方もいると思います。
断じて否。
凄く簡単にいうと”綺麗で無駄によく動く”という感じです。
TVでやってるアニメよりもジブリの方が凄い!って思ってる方はいっぱいいると思いますが、その感覚はほぼほぼ正解です。
まぁ、毎週毎週やってるアニメと数年に一度にやってて、尚且つかかってる金が違うんだから比べるじゃねー!という声も聞こえてきそうですが、アニメとか普段見ない人はそんなもんです。
この傷物語はジブリの映画よりも凄い!と断言出来ます。
アニメーションってこんなに素晴らしいのか!
アニメーションってこんなに見てるだけでワクワクするのか!
と、感動しました。
TVシリーズの物語シリーズを見てる方は、その違いが明らかすぎて驚くでしょうし。
何も知らない、普段からアニメ見ない。という方も傷物語を見ればその凄さはきっと伝わると思います。
ジブリはどの作品を見てもジブリらしさがあります。
ディズニーはどの作品にもディズニーらしさがあります。
でも、それはどこか普通と言いましょうか
アニメでなくても、実写でも全然出来るのでは!?と思うこともあります。
言ってしまえばアニメとして無個性。
対して傷物語は個性的。ドが付くほどの個性。
表現や演出がとにかく個性的なんです。
映像上でアート作品を動かしているような、アニメだからこそ出来る過剰表現。それを追求していったような作品です。
この表現は絶対に、ジブリやディズニーアニメでは見ることは出来ません。
アニメ好きな人もそうでない人も、この個性に目を惹かれると断言できますが、の傷物語は普段アニメを見ない方々にも見てもらいたい作品です。
話自体、この映画から見ても何も問題ありません。
62分という短い作品ですが、目と脳に飛び込んでくる色彩と表現と演出はそれ以上に感じさせてくれる作品です。
公式サイト:http://www.kizumonogatari-movie.com/
・オデッセイ
2016年2月5日公開。3月にはまだ全然映画を見ていないので2015年度最後のノミネート作品。
ここ最近、SF宇宙作品が激アツなんです。
2013年度 → ゼロ・グラビティ
2014年度 → インターステラー
2015年度 → オデッセイ
こんな感じでsexy隊長的には3年連続で素敵なSF宇宙作品に出会えてます。そしてこれら3作品は似ているようで似ていない。
同じSF宇宙作品なんですが、キッチリ部類分けをしますと
ゼロ・グラビティ → 文系
インターステラー → オカルト
オデッセイ → 理系
物語の視点といいますか、ベースになる部分が全然違うんです。
だからこの3作品を語る時に
「宇宙映画だったら、オデッセイよりインターステラーの方が面白かったよねー。」
みたいな感じで同等に語るのはナンセンスです、似ているようで似ていない映画なのです。
さて、変な前置きになってしまいましたがオデッセイは理系好きには堪らない作品です。そして理系あるあるが大量に詰め込まれた映画になっています。
オデッセイは理系好きには堪らない作品です。そして理系あるあるが大量に詰め込まれた映画になっています。
まず、理系の部分の話をいたします。唐突なことを言います。世界を救うのは生物学者である!
世界を救うのは生物学者である!
これはこの映画を観る前から、自分が思っていたことです。
まず生物学ってなんだ!?とこですけど
もちろん生物の研究はします。そして生物といっても生命現象の研究をするので、医学や農学など応用科学・総合科学も研究しているのです。
生物・農学なんて人が生きるために必要な食の部分を占めている分野です。それに加えて医学まで学ぶなんて、生物学者最強じゃないですか。
もし天変地異が起きて地球に何かが起きた時には、生物学者に頼りっきりになる事は間違い無し。
このオデッセイという映画、火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描く。といった話なんです。
火星に置き去りかぁ、絶望系の映画かな?って思ってたんですけど、全く違いました。そうです、置き去りにされた主人公が"生物学者"だったんです。そして
理系の人は絶望的な状況になるとテンションがあがります。
これは、根っからの研究心と言いましょうか、やること・やりたいことが大量に出てくるのでワクワクしてきちゃう人種なのです。
うわぁぁぁぁぁぁ。とか言ってる暇があるなら、なぜこんな状況になったのかを調べ、今後どうすればいいのか?を考え、そのまま実行します。それが凄く楽しい。脳みそフル回転させられる喜び!
関係無いですけど藤原竜也さんに理系キャラやらせてしまうと勿体無いことになりそうですね。叫びが聞けないので…。
脱線してしまいましたけど、オデッセイの主人公は置き去りにされたけど
絶望せず、即座にどうやって生き抜くか?という事を考え実験していきます。その姿が本当に楽しそう!成功しても楽しそうだし、失敗しても楽しそう。火星にひとりぼっちなのに絶望感はなく進んでいきますので、見ているこちらもワクワクしながら見れます。
この映画、もちろん主人公を助け出そうと地球にいるNASAが動き出すんですが、このNASAの現場で動く人間ももちろん理系の人間。
数字上は問題ない!と言って点検や検査なしにロケットを飛ばしたりするんですけど、これも理系あるある。
だって数字上可能なんだから!やるっきゃないじゃん!みたいにな感じで、理系は数字に絶対の信頼をおいています。というか、出来るように計算して導いてるので出来るんです。決して無謀な挑戦とかじゃないんです。
とは言っても、無謀な挑戦することもあるんですけど、それは好奇心の部分です。こんなことしたらどうなるんだろう!?という思いがけない行動に出るのも理系の特徴です。
失敗は成功の母
という言葉があるぐらいですからね。常にトライ&エラーが理系であり、この映画のキモだと思います。
理系の人、理系好きの人は是非見るべき映画です。
あと、この映画はドラマよりもコメディ感覚で見ることオススメします。
というのもドラマの部分が少ないのがオデッセイの特徴。
なんと言いましょう、愛だとか、恋だとか、地球には待っている人が…みたいな話は皆無です。主人公が死を意識し、何かあったときように両親に伝言伝えてくれと頼むシーンがあるのですが
親視点は出てきません、むしろ…親出てきません。基本的にそういったドラマシーンは無いんです。
だが、そこがいい。
余計な感動話などいらない!までは言いませんが、親が出てこないからこそ、見る側が色々想像が出来る。それこそ、見ている人の自身の親を想像してしまったりして「あぁぁぁ」という気分になったり出来るのです。
感動といえば、凄く良いタイミングでデビッドボウイのスターマンが流れるんですよ。それが本当に良いタイミングなのと、スターマンという主人公に相応しい名前と言いますか、呼び名と言いますか、そして映画製作時には存命だったデビッドボウイもまさかこのタイミングで亡くなるなんて…こういった色々な思いがぶつかりあって、本当に素晴らしいシーンでした。
はい、色々褒めたのでここから気になる部分。
まずは映画タイトルの「オデッセイ」というタイトル。
オデッセイ(Odyssey):長期の放浪,長い冒険(の旅)
という意味になります。
火星に放置されて生き抜く話なので間違ってはない…間違ってはないけど…コレ邦題なんですよ。
原題は「The Martian」意味は「火星人」となります。
どう考えても、こっちのタイトルの方が面白い!火星で生活する人だから火星人という発想がワクワクする!
ちなみに原作小説の邦題は「火星の人」
こんなにセンスがあるタイトルがなぜ邦題で「オデッセイ」というタイトルになってしまったのか…。
基本的に邦題になると分かりやすいタイトルになってしまうのが好きじゃありません。「おぉ!だからそういうタイトルなのか!」って楽しみたいです。
この映画、本当に本当に簡単に雑に説明すると
鉄腕DASHのTOKIOを見てる気分になります。火星で絶望的な状況なのに、本当に楽しそうなんです。
そこを味わってもらいたい映画です!理系最高!
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/
・マッドマックス 怒りのデス・ロード
2015年6月20日公開。第88回アカデミー賞では10部門にノミネートされ、最多の6部門を受賞したという、2015年度の映画を語る上で絶対に外せない映画。
"マッドマックス"という名前を聞いたことない!知らない!という人はいないんじゃないか?と錯覚させるぐらい、最高で最強に最狂な映画。
「気になるけど…昔やってた映画の続編なんでしょ?」
など思っている人いると思いますけど、そんなん気にしなくていいです。
この映画だけで全然完結していますし、前もっての知識などもいりません。
ただひとつ、余計な邪念や世間の評価などを忘れて、ただただ映画を楽しむという気持ちだけ持って行ってください。
この映画を楽しむ秘訣は、子供になることです。
小学生の頃に思い描いた最強!かっこいい!というのは兎に角足し算の考えでした。
「ブルドーザーに銃つけたら強くね!?」
「タイヤの外側にトゲトゲつけたらもっと強くね!?」
みたいな感じで最強を目指すと、どんどん物を足していってしまうのが小学生の思考です。
そして小学生の時に考えるかっこいい行動も同じく無駄に足し算なのです。
必殺技!という発想が好きだし、それゆえに子供はキャプテン翼にハマります。(現代だとイナズマイレブンかな)
思い出してください。キャプテン翼の必殺シュートはどれも無駄ばかり
無駄な動きに美学を見出すのが小学生なのです!
そしてその発想を具現化したのがマッドマックスの世界!
小学生の頃に思い描いた、武器を中心にゴテゴテ装飾した車やトラック、トラックの上に車を融合した最強の乗り物が出てきます。
小学生の頃に思い描いた、かっこいい乗り物がかっこいいシチュエーションで登場し、物語が進んでいきます。
その話を踏まえた上で予告編を見ると、この無駄感!このかっこよさ!が分かると思います。
こんなにバカみたいな乗り物が出てきて、バカみたいな大迫力映画なのに…極限までCGを排除しているんです。それらのアクション全て人間!全て生身!!
えっ?と思った方は、即座にもう一度予告編を見てください。
そのノンCG精神は過去から継承されている部分であり、過去作品では死者まで出ているとの噂が…むしろ今作は死者が出なかったのか!?そしたらそしたでよく死者出なかったな!?と見た人は驚きますし、これから見る人はそこの凄さにも驚いてください。
小学生!小学生!とこの映画を説明してきましたが、世界観やデザイン以外にもあります。
それは、恋愛です。
この映画、ネットの記事を見ていると「恋愛映画ではない。」とか「恋愛要素がない。」という記事がありますけど
このマッドマックス…しっかり恋愛要素があります!
よくハリウッド映画などでよくある、チュッチュもぞもぞなんてしません。そうです性的なエロさがなく、美しいぐらい純白なプラトニックな恋愛要素が入っています。
見つめあうだけでドキドキが止まらないような恋愛です。
まるで昭和の恋愛漫画のような…まるで小学生の時に感じた恋心のような恋愛要素があります。
恋愛要素すら小学生の頃の雰囲気がこの映画にはあるんですよ。
世紀末のような退廃した世界で起こる、超絶ピュアな恋愛要素…キュンキュンドキドキするに決まってるじゃないですか。
しかもロミオとジュリエットを彷彿するような格差恋愛とかあったりするんですよ…良すぎるでしょ…もう。
凄そう!怖そう!激しそう!なマッドマックスですが
細かく見ていくと小学生の頃の世界観で構成されている映画です。
だからこそ見た人の大半が受け入れられて楽しめる内容なのかもしれません。
よく勢いだけの映画を「ジェットコースターのような映画」と言いますけど、それは間違っていると思います。
ジェットコースターは、なんだかんだで中毒性があるものです、ふとした瞬間にまた乗りたい!となる感情、下手すれば2連続で乗っちゃう!?みたいなことになるものです。
そうなるとマッドマックス 怒りのデス・ロードは、中毒性が高く本当の意味で「ジェットコースターのような映画」だと思います。
まぁ…こんなに長々と話しましたけど、見てない人はとりあえず見て欲しい映画です。ちなみに、唯一残念という部分でしょうか…ストーリーも小学生が考えたようなストーリーです。ネタバレになりますけど、内容は行って帰って来るだけの話です。
でも、シンプルなストーリーだからこそ楽しいのかもしれません。
ほら!ジェットコースターも一周するだけだし。
本音を言うと家ではく、映画館で見てもらいたい映画。
映画館でなければ見れない楽しさが味わえる映画です。
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/
以上が2015年度sexy隊長的5大オススメ映画となります。
あくまでもsexy隊長的です。あれ見たかったなぁ、それ見たかったなぁ。といったような感じで見れてない映画が多々あるのが心残りですが
私が見たなかでは間違いなく胸を張ってオススメ出来る映画です。