ブスの瞳に映る私に乾杯-2

ブスの瞳に映る私に乾杯 三杯目〜男のブス〜

三杯目 男のブス

結論から言うと男のブスというのは難しい。
例え、仕事もしなくてお金もなくて女性からお金を貰ってパチンコに行くような男ですらモテてしまう。
ヒモって言葉が存在するぐらいですしね…。
ブサイク、デブ、ハゲだって男はモテるんです。
貧乏でダラしなくてもモテるんです。
どんな男でも一定数モテてしまうんです。
女性は…基本的に優しいのです…全てを受け止め受け入れてくれるのです。

一定数モテてしまうと…こいつはブスだ!!って言いにくい。
いや、ブス!って言ってもいいけど
「はっ?彼女いるんですけど!?俺がモテてることを僻んでるの?妬み?ねぇ妬み?」
とか煽られたら、私は顔を手で覆い机の下で膝を抱えて丸くなることしか出来ない…。

以前、そんな話をしたら「モテたらブスじゃないの?」って聞かれたことがあります。
ブスの瞳に映る私に乾杯の一杯目でブスの定義は「自覚症状がない人」と結論づけました。
じゃぁ自覚症状がないのにモテたらどうなるんだ!?言ってることに矛盾が発生するじゃないか!
と、怒る人もいるかもしれないので補足しておきます。

ブスの定義に当てはまっても、モテたらブスじゃない!

というかね。
あいつはブスなのか!?どうなのか!?なんなんだ!?って思った時点でブスの極みですよね。
モテてなさそうな人ですよね。

はい。すみません。
本編に戻ります。
男のブスの話に戻ります。

一番最初に書きましたが男のブスというのは難しい…モテちゃうから…。
ですので、今回の話は付き合ってからブスになるパターンという話。
いや、ブスなんだけど付き合って親密にならないと分からないブスの話、どんな男かというと…
それは…

隠れ自意識過剰な男

ナルシストの男ではありません。

隠れ自意識過剰な男です。

まず、自意識過剰とナルシストを混同しがちですが、全く違うものです。
簡単に言うと、ナルシストは完全に自分一人の世界に浸り他人からの目を気にしませんが
自意識過剰は他人の目ばかりを気にします。
ナルシストは他人が眼中にないので、周りに牙を向くことが一切ありません。
自意識過剰は、周りに牙を剥く存在に変貌いたします。
荒木飛呂彦先生のジョジョ4部で語っていたことを引用させていただくと

“「悪い事をする敵」というものは「心に弱さ」を持った人であり、真に怖いのは弱さを攻撃に変えた者なのだ。”

まさに自意識過剰な男は、弱さを攻撃に変えた者になる可能性があるのです。
さすが荒木飛呂彦先生!良いことを語ってくださる!

しかし、ただの自意識過剰な男なら分かります。態度や会話に出てくるので…
一番怖いのが”隠れ自意識過剰な男”
どんな人かっていうと、優しそうに見えたり、冴えない感じに見えるんだけど…実は自意識過剰な男。
えー!そんな人いるのー!?って思う人いるかもしれませんが、このタイプ地味にいっぱいいる。
でも普段隠れているので結構気づかない。
普段はどこにいるの!?
このタイプは距離が近くなればなるほど、親密になればなるほど、その人の自意識過剰が現れ牙を剥いてきます。
ですので、普通に喋ってるだけや、ちょっと付き合ったぐらいではその牙は隠したままです。

自意識過剰な男は他人の目や他人の評価を気にします。
ゆえに世間体というのに人一倍敏感な男に…。

この世間体に敏感というのが本当にめんどくさい。
まず自意識が高いので自分は間違っていない!合っている!と思い込みます。
そのため「⚪︎⚪︎な部分が実は嫌いだから直した方がいい」と突然告げてきたり
プライドが高く負けず嫌いでもあるため
他人の成功を妬ましく思い、例え自分のパートナーの成功がしたとしても、それを受け入れず、褒めたりしません。
しかも自分の方が凄い!みたいな逆に自慢してくる可能性もあるんだから驚き。

これが隠れ自意識過剰な男の生態です。

これを読んでいる貴方も実は自意識過剰の男かもしれません…

だって…世の男性は…結構みんな自意識過剰ですから…。

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