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ピエドラ川のほとりで私は泣いた

パウロ・コエーリョというと「アルケミスト」が有名で、Amazonのレビュー数や評価を見ても、モンスター級の本である。

アルケミストは僕にとって大切な本であるので、今回は他のパウロ・コエーリョ作品として「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」を読んだ。

とても読みやすく、宗教感が強いのだがここちよい。

男女が恋愛感情をお互いに抱きながら、特に女性側が相手の気持ちを計り知れずにいるヒリヒリ感が、若き日の自分を思い出す。

女性の自己肯定感がだんだんと高まっていっていたのを感じた。

最後はなんだか救われた感覚になったし。

最近読んだ翻訳書の中ではダントツに読みやすかった。
電子書籍だったが、ここまでページをペラペラと進められたのははじめてだ。

山川紘矢さんと山川亜希子さん、という方が訳者で、ほかには
・原因と結果の法則
・ザ・シークレット
なども訳している。
他の作品を見ても似たジャンルのようなので、訳者にも得意ジャンルがあるのだろうか。

ぼくは、ビジネス書をいくつか読み進めていくなかに、小説もたまに織り込んでいくのが好きだ。

小説の中にも、気持ちの持ち方を教えてくれる場面があることに気付かされる。

自分では体験できない世界を旅することができる本はいいものだ。

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