どうやら相手にかける言葉は自分にかける言葉みたいです

ぼりです。

先日、ある方の相談に乗りました。

帰り際、「悩んでた気持ちが少しスッとした」って言葉をもらえた。そういった言葉をもらえたらぼく自身、よかったとおもう。

そして自宅に帰ってベットに沈むとき、自分が発した言葉を振り返る。


実は、相手のためにかけた言葉のようで、自分に言っている言葉だから。


「無理しなくていいよ」「きっと大丈夫」「楽しもう」「辛くなったら気軽に相談してきていいよ」「一人で抱えこまないようにね」


そんな言葉をかけたと思う。

これは全部、誰かから自分に言ってほしい言葉だ。

自分が本当に言ってほしい言葉だからこそ、相手にもストレートに届くのかもしれない。

でも、自分はまだまだそんな言葉をひとにかけられるほど立派でもなければ結果を出せている訳じゃない。正直不安だ。

だからきっと、ぼく自身もその言葉に頼ってるんだと思う。

「きっと大丈夫」「楽しもう」、そう言って欲しい。


正直、周りの目に移っている、割と余裕のある「ぼり」にはまだまだ辿り着けてなくて、自分のなりたい理想の大人にも程遠い。

でも、なりたい自分がいて、思い描く「立派な自分」から「大丈夫」って言ってもらえてたらなんか勇気が湧く。だからずっとぼくは自分の中の「ぼり先輩」に頼っている。

「ぼり先輩」はめっちゃ優しくて、安心感があって、なんだかホッとするような人です。

で、これまでもずっと心の中では「ぼり先輩」がいつも1歩先をいったところから励ましてくれてきた。

今でも1年前の自分を思い出したら、なんだかちょっとかわいく思える。あんなことでなやんでいたんだなぁ、とか。でもその時は超必死だ。

でも、過去の自分をかわいいと思える今のぼくは、あの当時のぼくからしたら多分「ぼり先輩」になれてるんだと思う。

たまに後ろを振り返ることで、自分がどれだけ歩いてきたのかを振り返ることができる。

今のぼくから見れば、1年前に描いた「ぼり先輩」も、実は心の中でもくよくよしてるけど、きっと立派なフリしてるんだろう。

でも、そんな「ぼり先輩」は、ずっと今のぼくを励ましてくれている。


結局何が言いたいのかっていうと、ひとにかける言葉はそのまま自分に言っているってこと。

「弱音を吐くな」「諦めるな」「我慢しろ」と人に言っちゃう人はきっと自分のことを追い詰めてるし、優しい言葉をかけてくれる人はただただ優しいだけじゃなくて、自分も優しい言葉が欲しいんだと思う。

だったらぼくは今、優しい言葉が欲しい。

だからやっぱり、人に優しい人でありたいです。


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