おっちゃんと若者のシェアハウスが担う、大阪府西成の「まちづくり」とは
皆さん、こんにちは!
私たちボーダレスステーション(以下:Bステ)は、東京都浅草橋に拠点を置くコミュニティプレイスです。
同じ建物内には国際交流シェアハウス「ボーダレスハウス」があり、国を超えた異文化理解や交流を生み出す場づくりを行なっています。
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「グローバル」に加え、私たちが大切にしているもう一つのキーワードは「ローカル」。
近隣住民の皆さまやさまざまな活動に取り組んでいる方々とコラボレーションし、地域における新たなかかわりを生み出せるよう、あらゆる取り組みを行なっています。
今回も、“まちづくり”をテーマに収録を行なっている「せかいまちラジオ」について!
先日配信した、大阪市西成区のコミュニティアパートメント「ローレル」を運営している梅原ジヌさんと金島小春さんのゲスト放送回の前編をご紹介させてください!
<お先にコンテンツをお聴きになりたい方は……>
BステのSpotifyやYouTubeチャンネルでぜひともチェックしてみてくださいね!
ゲスト紹介
西成に若者を!「ローレル」立ち上げの背景
ジヌさん曰く、西成とは「グルーヴィで哀愁漂う、背中で語るおっちゃんの街」。
通天閣のお膝元、新世界のすぐそばにある西成の街は、かつて労働者の街としてエネルギッシュな雰囲気を纏っていました。
軒を連ねる建物も昭和の香りを漂わせ、人々が営んできた賑やかな暮らしを感じさせます。
しかし近年は高齢化が進行し、「労働者の街」から「生活保護・福祉の街」と呼ばれるように様変わりしつつあるそうです。
ダークなイメージから若者も訪れることが少なくなった西成の街。
若者たちが住める住居を提供し、さらには世代を超えた交流の場を作って街の雰囲気を変えるためにスタートしたのが、ジェネレーションレスなコミュニティアパートメント、「ローレル」でした。
元々は労働者のための安宿(ドヤ)だった3階建ビルをリノベーション。
コミュニティアパートメントの機能として、コワーキングスペースや大浴場も用意。
安いお部屋では3万円以下の家賃で利用することができます。
便利な立地で生活費を抑え、若者たち自らへの投資のために役立ててほしいという願いが込められているそうです。
自分ごととして行う「まちづくり」
社会課題の解決策として近年注目されるようになった「まちづくり」という考え方。
しかしゲストのジヌさんと小春さんは、あくまでこの活動は誰かのためにというよりも「自分の街なのだからやって当たり前。自分ごととして取り組んでいる」と話します。
さらに続けて、「まちづくり」において大切なのは、その地域に住む方々が何を望んでいるか、どんな方向に向かいたいのかを傾聴することだとシェア。
その街の特徴は何か、自分視点で捉えずに街の中から考えを引き出していかないと、エゴになってしまうといいます。
「自分たちの街は自分たちで作る、自分たちの街を綺麗に、心を綺麗に」
「ローレル」が掲げる理念の通り、これからも自走できる「まちづくり」のあり方を継続していくと語りました。
「せかいまちラジオ」ジヌさんと小春さんとの対談回は、全2回配信。
後半では、ジヌさんのアイディンティティや、西成区を中心に活躍されているラッパーの西成★SHINGOさんとの関係、そして西成をこよなく愛するおふたりおすすめの飲食店についても語られています。
続きが気になる!
おっちゃんと若者のシェアハウスってめちゃめちゃおもろいやん!
そんな方は、ぜひBステのSpotifyやYouTubeチャンネルをご確認くださいね。
▼それぞれのチャンネルの第2回配信コンテンツはこちらから!
Bステでは、今後もさまざまなゲストをお迎えして楽しいメディアコンテンツを制作していきます!
ご視聴いただいた方は、ぜひとも #せかいまちラジオ をつけて、各種SNSで感想を呟いてみてくださいね!
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