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「完全」上位互換と「完全」下位互換
みなさん、どうもぷらりずむです。
突然ですが、デュエルマスターズには上位互換と下位互換という概念が存在しますよね。今回はその上位互換と下位互換について話していきます。
それでは、レッツラごーー
みなさんは上位互換と下位互換という言葉は知っていますか?
知らない方のために説明させていただくと、上位互換はそのカードと比較した場合、そのカードより強いカードを指します。下位互換はその逆で、そのカードと比較した場合、そのカードより弱いカードを指します。
この場合、比較するカードは同じ役割を持つカードです。例を挙げると《フェアリー・ライフ》と《霞み妖精 ジャスミン》です。
そして、今回のテーマは上位互換と下位互換の派生語である、完全上位互換と完全下位互換です。
完全上位互換はどの点を取っても比較したカードより強いカード、完全下位互換はどの点を取っても比較したカードより弱いカードを指します。
今回のテーマは「デュエルマスターズに完全上位互換と完全下位互換は存在するのか」というものです。
はい。前置きが長かったですね。完全上位互換と完全下位互換を指す場合、カードを比較しなければいけないので、まずはいくつかのカードを比較してみましょう。
まずはこの《シーマイン》と…
《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》を比較していきましょう。
まず、シーマインは6コストパワー4000のブロッカーという非常にシンプルなクリーチャーです。
続いてゴクガロイザーは6コストパワー4000のブロッカーです。
ここまではシーマインと同じですが、ゴクガロイザーには出た時2ドロー、呪文で選ばれない、手札から唱えた呪文をもう一度唱えるという強力な効果をいくつも持っています。ついでにドラゴンも付いてるので革命チェンジとも相性が良いです。
これを見るとゴクガロイザーの方が強いのが一目瞭然です。つまり、ゴクガロイザーはシーマインの上位互換です。
しかし、「完全」上位互換であるかと言われると違います。
理由は種族にあります。ゴクガロイザーの種族はムートピアとドラゴンギルドです。それに対してシーマインはフィッシュです。つまり…
この《偽りの王 モーツァルト》のように、ドラゴンに影響を及ぼす効果に引っかかりません。
相手のモーツァルトがいて、シールドが0枚だとしましょう。また、自分のシーマインとゴクガロイザーがいるとします。この場合、攻撃出来るのはシーマインだけです。これはゴクガロイザーには出来ないことであり、もし、このシーマインがゴクガロイザーであった場合、ダイレクトアタックは出来ませんでした。
こうして考えてみると、ゴクガロイザーはシーマインの「完全」上位互換ではないと言えます。このように、場面ごとに考えてみると、完全上位互換や完全下位互換に位置するカードは存在しないと思います。
しかし、ここまでは理論上の話です。
冷静に考えてみれば、このような局面に立ち会うことは一生に一度あるかどうかも怪しいことはすぐにわかります。
それを考えてみると、完全上位互換と完全下位互換は存在しなくても、上位互換と下位互換は確実に存在します。
なので、今の例に出てきたシーマインをゴクガロイザーの代わりに使うことは絶対にありません。確かにさっきの場面では活躍できます。
しかし、そもそもゴクガロイザーはシーマインでは出来ないことが沢山出来てしまうので種族によって得られるメリットとゴクガロイザーを入れないことによるデメリットが全く釣り合いません。
そして最後にとんでもないことを言いますが…
はい。十王篇に入って登場してしまったこのようなカードなどにより、「完全上位互換と完全下位互換いないんじゃね理論」は崩壊しました。
ここまで読んでくださったみなさんには本当に申し訳ないのですが、この記事のこの文章を書くまでこれの存在に気づかなかったがためにこんなみなさんの時間を無駄にするような記事になってしまいました。
ただ、このようなカードが多い訳ではないので上に書いた解説は全くの無駄になってしまった訳ではないと多分思いますので、お許しください…
最後に、ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!
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