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4Cボルコンを5Cにした理由
どうもぷらりずむです。
自分は4年程前から4Cハイランダーボルコンを使っていました。今回は自分がこの4Cボルコンを5Cボルコンにした理由を解説していきます。
・5Cにした理由
そもそもボルコンというデッキタイプについて知らない方もいるかもしれないので解説すると、ボルコンとは、序盤はハンデスを重ねて相手を妨害し、リソースを稼ぎつつ、終盤にボルメテウス系統のカードなどのフィニッシャーで勝つというデッキタイプです。
多くの場合はハイランダーという、全てのカードが1枚ずつ、つまりは40種類のカードであらゆる盤面に対応出来るようにする構築になっています。
そして、このデッキには昔からある風潮があります。それが…
"緑は要らない"
これです。ボルコンに緑を入れることは邪道というような風潮が一部ですが、あります。理由としては、ハイランダーである以上、大事な局面で緑のブーストを引くと腐ってしまうというデメリットを抱える為です。また、ハンデスを主体とするため、緑のブーストを撃つ暇があったらハンデスをするからというのもあります。
自分もこういった考えは少なからず持っていました。自分は「ボルコンは4Cだ!」という思考に固執し、「5Cにしてみよう」などという発想は微塵も持っていませんでした。
しかし、4Cであまり勝てなくなっていた自分に本当に4Cのままで良いのだろうかという悩みが生まれました。そして、試しに緑を入れた5Cで試しに一人回しをしてみることにしました。その結果…
これ強くね?
対面にも寄りますが、総合的に見て、びっくりする程勝率は上がり、自分はボルコン5Cにする決心をしました。そしてこれが現在使用している5Cボルコンの構築です。
この構築にして大きく変わったことは、とにかくボルメテウスてフィニッシュ出来ることが増えました。
実は、4Cの時はGRクリーチャーの登場以降、横に並んだGR+《本日のラッキーナンバー!》or《ジャミング・チャフ》のパッケージでフィニッシュすることが圧倒的に多くなり、ボルメテウスが活躍することが減りました。正直なことを言うと、これではボルコンである意味が無いです。
しかし、5Cボルコンの動き方の主軸である、ブースト→ボルメテウスが出来るようになってからはボルメテウスを使うことが増え、自分の望んだボルコンの形になりました。
・構築について
では、序盤中盤終盤で特に強力なカードを解説していきます。
まずは序盤です。3コスト以下のブーストはデドダム含め8枚となっています。ビッグマナ系統のデッキを使っている方ならわかると思うのですが、ブーストは最低8枚は無いと安定しません。また、このデッキはハイランダーなので、8種類のブーストを採用しなければなりません。その中で特徴的なのはこのカードです。
《オブラディ・ホーネット/Let it Bee!》
あまり見かけないカードかもしれませんが、このカードはかなり高いスペックを持ちます。
上はマッハファイター持ちの5000なので、とこしえを上から潰せます。下はドローしつつ手札からマナにおけるので、色を揃えやすく、ドローも出来るので序盤の手札を整えることが出来ます。
ちなみに、新弾でこれと似た役割を持たせることが出来るこの《Disノメノン》というハイパーカードが登場しましたが、こちらを使わない理由としては、バトルに勝った時なので攻撃先が無いと成立しない効果である以上、大型が並ぶ終盤に引くと、攻撃先がおらず、効果が使えなかったり、手札に加えたカードをそのターン中に使えないなどの理由によりこちらは不採用になっています。
中盤で特に強力なのは、《勝太&カツキングー熱血の物語ー》です。
現代の環境で遊んでいる方なら知らない方はいないと思いますが、このカードはめちゃくちゃ強いです。シングル価格が高いのも使ってみれば納得出来ます。
何よりも自身をバウンス出来る為、手札を満足いくまで整えられるのは本当に強いです。後述する《断影龍 ユスティーツァ》と組み合わせると、自身の効果で出し入れすることで、毎ターン盤面を取りつつ、盾を増やせる為、防御にも使えます。
次は終盤です。
《断影龍 ユスティーツァ》
このカードは最近5Cコントロールでギャイアメタとしてピン投されているのをよく見ると思います。しかし、このデッキではギャイアメタとして使わなくとも、純粋にパワーカードとして強いです。
例えば、《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》が出ると、2体破壊しつつ盾が2枚増えますし、前述したように、カツキングとの相性がとにかく抜群です。盾から《蒼龍の大地》が引ければ、バトル効果と自身の効果で受けることも出来ます。
・回し方について
このデッキはハイランダーであるため、対面ごとに動きを変えていかなければなりません。その為、対面ごとに動きを解説していきます。
尚、このデッキはあくまでもファンデッキなので、環境デッキと互角に渡り合うのは正直かなり厳しいです。なので、具体的なデッキタイプではなく、ビートやコントロールなど、大まかな括りで動きを解説していきます。
1.ビート対面
元々ボルコンはビートに弱いという明確な弱点がありましたが、5Cになってもその弱点を克服することは出来ませんでした。その為、盾で受け切るしか無いです。
2.コントロール対面
大抵のコントロールには五分か微有利が付きます。また、マナロックを引ければより有利になります。
3.ループ対面
どのループかにも寄りますが、《とこしえの超人》が刺さるタイプであればワンチャンです。
4.墓地利用系
《お清めシャラップ》などの墓地メタが入っている為、戦えますが、どちらかといえば微不利です。GTに関しては出されると厄介ですが、墓地メタなどで時間さえ稼げれば問題無いです。
・最後に
ボルコンもそうですが、ハイランダーというデッキタイプは限られた手段で対応するのがとても楽しいので、ボルコンに限らず、ハイランダーに興味を持った方は参考程度にしてみてはどうでしょうか。それでは最後まで読んで頂きありがとうございました!
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