パワプロ2024 パワフェス攻略 捕手編

2024になりガラッと仕様が変わり、発売当初は非難轟々だったパワフェス。情報が集まるにつれ、ただ強い選手を作るだけなら前作より遥かに恵まれた環境であることが分かってきた。今回はそんなパワフェスの育成ルート考察を、仕様変更点にも軽く触れながら書いていく。初めに書いておくと、理想の育成環境を構築するのにバチクソ手間と時間かかります(2024.10.04加筆修正)。

・デッキ考察


今回のパワフェスはクリアorゲームオーバーになると、次に選手を作成するときに仲間とマネージャーをほぼ丸々引き継げる(鳴海だけが例外で離脱?)ので、周回を重ねればランダム要素を排除したデッキを構築することが可能になった。デッキ構築の際に考慮したいのは3点。
1つ目は前作同様コンボ。今作では試合後の散策がなくなったため、コンボはマップ上の特定の位置に用意されたコンボマスを踏んで発生させる必要がある。この時に注意したいのは、1マップ中に発生させられるコンボの回数には上限があることと、コンボを発生させられるマップが決まっていること。したがって、『◯ステージ目に△△と▢▢のコンボを発生させる』という具合に予定を立てておかないといけない。
2つ目はチームメイトボーナス。仲間にできる選手にはそれぞれ経験値が設定されており、ボス戦後にそのボーナス値をそのまま獲得できる。また一部の選手には青特のコツも設定されている。したがって仲間によっては『経験値は高めだけどコンボがしょっぱいorない』だったり、『経験値は少ないorないけど強力な青特のコツを得られる』だったりするので、そこも取捨選択の基準になってくる。特殊能力のコツはLv1で固定だが、ボス戦に勝つたびに加算されていくので、5勝した時点で全てLv5になる。この欄に記載されたもので取得予定のものは、Lv5になるまで待とう。特に金特の下位互換になっているものはそこまで待ったほうが消費経験点を抑えられるはず。経験点のオーバーフローにだけは注意。
最後に考えなくてはいけないのが編成制限。投手が最低(おそらく)6人、野手は各ポジションごとに本職の選手を最低1人ずつ必要になってくる(外野手は矢部くんがいるので2人)。この時サブポジションは考慮されない。ポジションに偏りがありすぎると、そもそもデッキの編成そのものが不可能になる。

今回編成したデッキは次の通り。

※クリックで拡大できるはず。コツは野手育成に関係するものだけ記載。

バーリスと大豪月のコンボは野手にはあまりうま味がないので、白ボン、ロディ、パピヨン、ゴウ、ゴエモン、新庄あたりの素の経験点ボーナスが高い投手と入れ替えるのも手。この場合はコンボマスを2回踏むだけで良くなるので、ターンの短縮も図れるという利点がある。ジュリアスと入れ替えてフォイボス戦を回避する手もありか。フォイボス戦を回避すると試合でもらえる経験点が減るので、フォイボスに勝つ自信がよほどない人以外はこの手はボツってことで。

・ステージごとの考察

・第1ステージ
最短距離でボス戦に向かうか、矢部とのコンボを発生させるかの二択。コンボマスに寄り道すると貰えるスカウの実が1個少なくなる。

・第2ステージ
早くもお祈りポイント。4箇所あるうちランダムに正解と定められたゴールに到達しないと経験点がもらえない。また、正解にたどりついてもキーアイテムの宝玉が貰えるかどうかがランダム。ハズレを引いたらやり直す(持ち込んだアイテムを無駄にしたくない場合は、次のステージのボス戦まで行ってそこでわざと負けること)か、第2ステージ開始時にオンラインストレージ(Switchならセーブデータお預かり)機能を使ってバックアップをとるのを推奨。このステージは一方通行なので、一度ルートを決めたら後戻りできません。アップデートで宝玉を貰える確率がけっこう上がった気はする。

・第3ステージ
この記事の冒頭では触れなかったが、コンボマスは『一度踏んだあとでキャラ追加マスを踏むと、使用済みのコンボマスが1個復活する』という特性がある。すなわち、1ステージでコンボ発生させるペアを3組以上デッキに組み込むと、このステージでは最大4種類のコンボを発生させることができる。

・第4ステージ
ターン数が短いので、どう回るかが考えどころ。コンボマス→キャラ追加マス→コンボマスと最短ルートで踏んでいくと、ギリギリでボスマスにたどり着くのでスカウの実を一つ獲得できる。ただし道中の発掘マスでターン減少を引いてしまうと届かなくなる。ここの発掘マスはアタリを引くと経験点がランダムで貰えるので、100%アタリを引ける金のツルハシを持ち込む手もあるといえばある。実はターン数を使い切ってもボスマスに強制移動させられるだけでゲームオーバーになったりはしない。

・第5ステージ
右のコンボマスを踏む→キャラ追加マスを踏む→もう一度右のコンボマスを踏む→宝箱を回収してバネを使う→地上に戻ったら左のコンボマスを踏んでボスマスに向かう、が考えられるルートか。空中マップのコンボマスは復活しないので、振り返らずに直進するだけでよい。このステージクリアまでに宝玉が入手できなかったら育成やり直し。

・第6ステージ
右のコンボマスを踏む→キャラ追加マスを踏む→もう一度右のコンボマスを踏む→カグヤ城内を抜ける→左のコンボマスを踏んで戻る、が一つの考えられるルート。城内で発生するコンボはあまり強くなく、このコンボと城内のアイテムの山に興味がないなら全部スキップしてしまう手もある。

テストランの結果は次の通り。

サブポジの力で☆999達成

発掘イベントで経験点マイナスを1回引いたのと、試合で敏捷の満点を取りそこねたのとで若干敏捷点が不足しオール100には届かず。ただしこれはノーマルで育成したものなので、エキスパートならもう少し上積みできるはず。

さらなる上積み


実は今回のパワフェスでは、コンボを発生させる以外にも金特を取得する手段がある。弱体化サッたんを倒して手に入れるか、マネージャーの雉田が拾ってくるアイテムの中には金特のコツLv5の本というぶっ壊れたものが混ざってる(サッたんが50%、雉田マネが5%から10%くらいか?細かい数値は攻略本待ち)。よって、次の下準備を経ることで更に上を目指すことが可能になる。

・マネージャーの雉田を加える
・クロンかアランをデッキから外す(※任意。零武戦をスキップできる)
・プレゼントを2個とハンバーガーを1個持ち込む(※任意だが推奨)
・ステージ1の左にいるガンダーに勝ち、カギを貰ったらマップ上部へ
・道中をスキップし、雉田の機嫌を☆3にしてサッたんを倒す

これを繰り返して、前出のデッキでは取得できない金特の本が出てくるまでひたすら周回をする。欲しい本が揃ったらデッキを元にもどし、その本を3冊持ち込んで本育成を開始すれば良い。手に入る本はランダムかつ種類がひょっとしたら全種類ある(10冊くらいドロップしていまのところ重複無し)かもしれないので投手用7種、野手用6種あり、この中にはコンボでは取れない左キラーの本も含まれている。欲しい本を揃えるには運次第とはいえ相当な時間がかかるので、雉田をデッキに入れっぱなしにして、道中のドロップに賭ける手もなくはない(※雉田はサッたん戦以外のボス戦でも金特本を拾ってくることがある)。

最後に書いた金特本マラソンは苦行だけど、デッキの構想と構築だけならそこまで時間はかからないと思われるので、自分なりの最適解を見つけてみよう。

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