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データと直感の融合 フローラS

4月21日のリリースでトラッキングシステムの運用開始がアナウンスされました。個人的には反対なんですよね。現状のままで良いというか、各国の競馬の良いところを取り入れようという試みは良いにしても、それを選択できないのは強制されているのと同じですからね。

例えば、ネット上の公式動画を閲覧する場合、トラッキングシステムの有無を選択できるならまだ理解できます。ただ、公式の映像は一つしかありませんし、あとから修正することもしないのでしょう?であれば、トラッキングシステムが嫌だと思っていても強制的にそれを見せられて、かつ未来永劫その映像しか見られないんですよ?それってこれだけ情報化社会が進んだ現代では非常にもったいないと思いませんか。

良く考えてみてください。最後の直線で先頭集団にカメラがズームして外から来る馬が全く見えない映像にどれだけ文句言いました?あとから見やすいように公式が映像を修正してくれるならともかく、後から見直してもずっとその映像のままで、外の馬の動きを知りたいならパトロール見るしかない状況に多くの不満の声が上がっていましたよね。

ハープスターのオークス時だってそうです。最後の直線で坂を上がるタイミングは一番の見どころですが、そこでハープスターのみの画像を4~5秒見せられ、全体に切り替わった時にはもう大勢がほぼ決まっていて、あとはハープスターが届くか否かってシーンだったことがありました。伝統と格式のクラシックにおいてあのような他の出走馬に敬意を払わない映像を作り、さらにそれを修正もせずに未来永劫残しているのは、関係者にもファンにも失礼だと思いますよ。

そうした過去があるため、トラッキングシステムには反対です。やるにしても1角から4角直前まででしょう。直線にまでトラッキングシステムの映像があるなら、馬じゃなくてその番号追ってればいいって話になるじゃないですか。それで迫力ある最後の直線の映像になるかって言えばなりませんよね。もしくはトラッキングシステムの有無を選択できるならまだいいです。HPで公開しているレースライブでその有無が選べるなら、強制的に見せられる民放やグリーンチャンネルよりそっちで見ますし。


まぁいずれにしろ試験運用って感じじゃないですので、今後継続して運用していくのでしょうが、JRAは金を落とすファンの声をしっかりと聞いてほしいですね。無理か。

なお、実施予定は以下のとおりで、5月7日までは競馬場内のみ、それ以降はウインズにも拡大され、グリーンチャンネルでの放送も同じタイミングで行われます。

・4月23・29・30日・・京都11R
・5月6日~6月11日・・・東京11R
・6月17日~25日・・・・阪神11R



フローラS

出現数上位(馬番) 対象2000~2022年 23R
3番(7回)、2・5・14番(6回)、6・12・15番(5回)、8・16番(4回)
1~6番(30回)、7~12番(20回)、13~18番(19回)
出現数上位(人気)
2人(11回)、1・3人(10回)、4人(8回)、5人(7回)、9人(6回)
1~3番人気(31回)、4~6番人気(17回)、7~10番人気(11回)

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