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模擬レースのライブ配信

10/2のニュースリリースで『騎手課程37期生 模擬レースライブ配信(YouTube)【競馬学校】』とありましたが、それが今日でした。
競馬学校がyoutubeで騎手候補生の模擬レースをライブ配信する新しい試みだそうです。

以前からyoutubeで過去の模擬レースをアップしていましたが、あれも面白かったですよね。今年のサウジ招待で武さんが付けたヘルメットカメラのやつと同じです。レース中の騎手の目線はなかなかお目にかかれないですからねぇ。今日のは通常の競馬と同じ外からの映像でしたが、後々ヘルメットカメラも見られると嬉しいです。

さて、そんなライブ配信になぜか我らが野中君と妹弟子の藤田が現役騎手枠として参加している事に驚いて、仕事サボって見てみました。そしたら解説に佐藤哲三が参戦してて二度驚きです。しかも哲三ガリ勉すぎるだろ。面白すぎるぞ。

で、1Rはチラッと見れただけなんですが、勝ったの女性騎手でしたよね?古川奈穂永島まなみのどちらかですが、古川は矢作先生んトコの子で、確かケガで留年しちゃったんじゃなかったっけ?個人的には一押しなんですよ。上手く言えないんですが、乗り方が少し違うというか何というか・・ビジュアルもそこそこですし、矢作先生がしっかり鍛えたら藤田をあっさり超えるかもしれませんね。

2Rは勝ち馬が突き抜けた競馬で、これ他馬と差がありすぎないか?と思ったんですが、競馬学校の騎乗馬って引退馬を引っ張ってるんですよね。個人的には種牡馬引退したGⅠ馬、重賞馬を連れてきたら面白いと思うんですが、どうでしょう?競馬学校が狭すぎて逆に危ないですかね。でも、条件馬クラスしか乗らないで卒業したら、それ以上の馬に騎乗する機会はかなり少ないですからねぇ。卒業したら自己責任って世界に飛び込ませるわけですから、多少は融通しても良いと思いますよ。馬達も種牡馬引退で肉にされるよりはいいでしょう。


その後、解説をしていた哲三の所に現役騎手の登場するのですが、そこに登場したのが我らが野中君ですよ。どうやらレースには乗っていなかったようですが、坂井瑠星と二人で颯爽と登場するとは思いませんでした。

しかも、野中君は『通算63勝 若手有望株』と紹介されていて、若手有望株だと!?!?坂井瑠星と間違えてないか?と思ってしました。そりゃそうでしょう。持ち上げるにも程があるぞ。坂井瑠星はJDD制覇!みたいな紹介をされていて、随分と差がついたなぁと喜んでいいのか悲しんでいいのか微妙な心境になりました。野中君はもっと頑張れ!坂井瑠星は慎重に乗れ!って叱咤激励を受けたと思えば良いのでしょうか。

そのインタビューの中では大した事は聞かれていませんが、『学校時代の思い出は?』という質問に対して、双方が『悪さをした事』と答えた点は笑いました。野中君が『あまり良い思い出はなく、罰を受けてる時がインパクトのある思い出』と言えば、坂井瑠星は『悪さして謹慎ばかり食らっていたので、良い思い出はない』そうです。

また、お互いの学校時の印象を聞けば、野中君は『ザ・優等生という印象』と言えば、坂井瑠星は『ストイックな先輩で怖かった』と答えています。確かに野中君はストイックな感じはします。ただ、それが成績に反映しないのが残念な点です。坂井瑠星は優等生だったらしいのですが、後から登場する藤田が『ケンカした思い出が強い』と言うので、『謹慎ばかりで、仲間とケンカをする、ザ・優等生』という不思議な生徒だったようですね。

そんな二人に哲三先輩から『一番悪かったのは俺達の世代と7期生だ』というマウント取りが入った後、先輩らしく『自分のフォームは綺麗になっているが、馬に合わせたフォームができると二人共もっと伸びる』とアドバイスしていました。私もそう思います。というか、それが出来る若手騎手はほぼ居ないのではないかと思ったりもします。現役の先輩が自分の技術を教えるとは思いませんが、こういう引退した先輩に技術を聞きに行くのも良いかもしれませんね。

それから2Rでの騎乗を終えた藤田も後から参加したのですが、彼女は自分の事を【うち】って言っていました。いやぁ今時の子なんですねぇ。私、京都の人間以外が自分の事を【うち】って言うの嫌いなんですよ。京都人が言うも嫌いなんですが、その人達は長年の歴史ってもんがありますから100歩譲って我慢できます。しかし、それ以外の人、特に関東から出た事もないような女の子が自分の事を【うち】って言ってるのを聞くと『はぁ?!』と思ってしまいます。思うだけですが。京都人には嫌な思い出しかないですからねぇ・・個人的な意見ですいません。

この後、三人は候補生に講義をしに行くそうですが、あの~競馬学校のお偉いさん、野中君でいいのかい?さすがに武さんとか福永とかはともかく、ミルコとか松山、三浦辺りを呼んだ方がマシなのでは?と思いますが・・・

そういえば番組の最後で司会者が、そこに矢作先生が見えたと言っていましたが、来てるならついでに参加させてよ。坂井瑠星についてだけでなく、野中君や藤田についてコメントを貰えれば励みになるのではないでしょうか。東西の違いもあって、激励されても波風立たんでしょうし、現リーディングトレーナーから頑張れと声を掛けられたら頑張るのが若手ですからね。

最後に番組を見ていて気になったのは、野中君と坂井瑠星が登場した時、哲三は椅子を横にクルクル動かしていたのが、『おぉい哲三ぉ!!』と思いましたね。解説とは言え、番組の構成側で、先輩でしょうに!!と思っていたら、野中君も横に動いていました。こちらは話す時に体を柱時計のようにチクタク動かすのがツボにハマりました。お行儀の勉強しましょう。

この番組については、この後の競馬学校での取材分を加えた編集版を配信するそうなので、お時間、ご都合よろしい方はご覧になって下さい。



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