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ますます理解できないレーティング


そういえば天皇賞・秋のレーティングが発表されていましたね。JRAの忖度があると予測されますが、メンバー的にもそこまで大きく動かないような気もします。レースまでのプレレーティングは以下の通りです。

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下記の記事でも書いたようにアーモンドアイの124ポンドは忖度の数字だと思います。いくら牝馬限定とはいえ、限度はありますからね。
『整合性が取れない?指標にならないレーティング 』
https://note.com/boost_quinty/n/nc5b60f2e407e

クロノジェネシス、フィエールマンあたりの数字は理解できますし、ブラストワンピース、キセキ、ダノン2頭は各レースのバランスを考えればこんなもんでしょう。カデナはちょっと高い気もしますが。

では、レース後のレーティングはどうでしょうか。

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アーモンドアイは120(実質124)ポンドとなりましたね。たぶんキセキを基準馬にしていると思いますが、これは・・まぁ妥当な数字なのか?ダノンプレミアムを基準にしても良かった気もしますが・・微妙なラインですね。

ダノプレ基準だと、クロノジェネシス116(実質120)、フィエールマン120、アーモンドアイ117(実質121)になりますが、グランアレグリアと比較すればこのくらいでも全然良いと思うのですよ。仮にグランが今回のアーモンドアイと同じ数字を出すなら、ダノプレが基準馬のマイルCSで3馬身差くらい離さないといけません。天皇賞・秋で逃げてあそこまで走れる馬にマイルCSでそこまで差を付けられるかなぁ。

クロノジェネシスだって今回のレートは宝塚記念とほぼ一緒ですが、宝塚記念の6馬身差で圧勝と今回のパフォーマンスが同レベルだって言われてるのと同じなわけで、う~ん・・ますますレーティングは分からないなぁと思いました。

もっとも万人が納得するレートなんて出てこないと思いますがね。どうやっても各レースの各条件、内容によって偏りはありますし、バランスが取れないようなシステムですから。できれば基準馬を2頭選んで、それぞれで算出したレートを÷2する方がバランスという意味ではまともな数字になりそうな気もします。

いずれにせよ、エネイブルやラヴのレートはもう上がらないでしょうから、今年の牝馬No.1牝馬はアーモンドアイになりそうですね。いやっラヴがジャパンCや香港に出ればまた違うか?こうなれば香港Cにラヴ参戦でアーモンドアイもクロノジェネシスもブッコ抜いてくれる事を期待します。


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