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あの日

まっしろな空間に入って大の字で眠りたい。
私は良くそう思う。どれだけ優しいフリをしても、本当の私は冷たい人間なんだと思う。
中学生の時、1人で帰り道を歩きながら曇り空を見上げて思っていた。私を色で表すならグレー。
白にも黒にもなりきれない。
我ながらすごく良く似合う色。
そんな私の世界を鮮やかにしてくれるあなた。
私の頭は色、文字、数字というもので良く人のイメージ付けがされている。無意識な癖。
私から見えるあなたは、
オレンジ・黄色  ぶ・の  3・6。
どれも私にはあり得ないものばかり。そもそも、日曜日の昼の空気が嫌いな私が、あたたかいものを求めること自体珍しいこと。


あなたにとって夢の舞台。
そんな舞台のひとときを一緒にできるなんて思っていなかったし、天井でも何でも良かった。むしろ、アリーナじゃなくて良かったと思うくらい。
3時間以上あなたを可能な限り探した。
音楽には全く同じ舞台などないと良く知ってるから、その2度とない1秒を見逃さないように。

"나에게로 와" の後半、目を瞑る私。
その日はどうしても全て瞳に映したくてすぐに瞼を上げたけど、耳が最高に幸せだと私に伝えてきた。
眠れない夜。あなたの声を大音量で聞いてただ頭をあなただけで埋めた夜。もし目を開けて怖い世界が広がっていたら?そんな考えはこれから無くなるかもしれない。
大丈夫。目を開けてごらん。
そう言われているような気さえした。

ここに来るまで沢山の事情があったよね。

最後のコメントをするあなた。
涙が溢れて止まらなかった。
私はときどき不思議に思う。なぜアイドルは私の姿を直接見ていたかのような話をするのかと。
必死に覗く12倍の望遠鏡からの視界は、必要のない光まで反射しやがる。まぁ私に力を貸してくれたし一応ありがとうと言っておくか。
そして嬉しかったこと。
「めっちゃ」この言葉をあなたは使った。
すごく個人的な感情でごめん。いつ言ってたかも忘れてしまった。でも私が使いすぎないようにするくらい使ってしまう言葉をあなたの口からあなたの声で、音源ではないその音を聴けた。
ずっと耳に響いてすごく良い。

あなたに出会うのは正直遅かった。
SEVENTEENの曲はなぜか知っていたから、ずっと大手アーティストのイメージで。あなたの存在ももちろん知っていたけど、私のアイドルではなくてまさかこんな感情を抱くなんて思いもしなかった。
そんな私はゴセから13人に出会い、SEVENTEENという最高のアイドルに出会い、みんなの創り出すものが大好きで、気づいたらあなたが推しになっていた。今回ばかりは本気で記憶がない。


승관아 내 인생에 나타나줘서 고마워.
これに尽きる。
生きることに対して欲がないこの人生に、
あなたという存在がいること。
今までとは少し違う異例のあなた。
明日もきっとあなたのあたたかさに触れる。
雲もない空により強く熱くさせる太陽のような。
空気の澄んだ夜に唯一輝く月のような。
そんなブスングァンが大好きです。

最後にtmiを一つ。
トレカ等諸々整理しようと買ったスリーブ。(多種)
サイズが合わない!!?!!!
皓月


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