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自分なりの”拡張家族感覚”【訪問看護ステーション開設9日目】

挨拶回り楽しんでたら、ありがたいことにぽつりぽつりといいペースで利用者さんのご紹介をいただいています^^。感謝感激!

さまざまなご世帯、さまざまな家族、さまざまなご事情、さまざまな想い。

ウィル訪問看護ステーショングループでは、すべての方に家に帰る選択肢をお届けすべく、全方位に対応しているので、利用者さんの世代もさまざま。


利用者さんやご家族のお話を聞いていたり病院の退院支援センターさんやケアマネさんなど紹介元の方から情報をいただくたびに、不思議な感覚に包まれています。

利用者さんとそのご家族を、自分の”家族“として認識しようとしている自分

がいることに気づいたからです。


いや、もちろん現実にはきっと無理ですよ。自分にとっては仕事だし、自分の家族は別にあるし、それはそれで色々配慮したり手間暇かかったり、人のことまで面倒見てる暇は限られているのですが、、、

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我が家の長男次男の12年くらい前。それぞれの個性、それぞれの人生。


でも在宅療養に関わるのって、自分にとってそれくらいの感覚なんだなあと実体験を伴って感じているのでした。

今どきの言葉で言うと自分にとって「拡張家族」みたいなことば・概念になるのかもしれません。


自分に弟はいませんが、自分に弟がいてこんな感じのキャラだったら、、、とか

自分に孫はまだいませんが(世代的にすでにそっち)、自分に孫が生まれたらこんな感じだとしたら、、、とか

自分はすでに親がその世代ですが、自分の祖父母がこんな感じだったら、、、とか


自分の住んでる地域が好きになり、この地域で喜んでもらえたり一緒にわいわいやっていけるようなそんな事業をやりたいと思って訪問看護ステーション始めた自分にとって、利用者さんとそのご家族を自分の家族のように感じることは割と無理がないことのようにも思います。

看護業界や心理カウンセリング業界あるあるで、「自分の家族のことや当事者である関係性において、客観的になるのは難しい」と言うのがありますが(だから意外と家族や身近な人に「優しくない」ようにみえる態度に時々なったりもします:自分の場合)、、、それまでの文脈・背景・歴史もありますしねー。。。


同時に、家族のような関係性や心象でないと引き受けられない・どこか無理してしまう心理みたいなのもあるような気がして。。。


自分にとって地元で訪問看護ステーションを運営していく、と言うのは無理なく利用者さんやそのご家族と「拡張家族を生きる」に挑戦するプロセスなのかもしれません。。。

たくさんの利用者さんに囲まれて事業所運営していくようになったら、また違う感覚が出てくるのかもしれませんが、しばらくはそんな感覚で利用者さんやそのご家族と向き合って寄り添って同じ方向を向いて進めたら嬉しいな、と感じています。


そして探究は続く。

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いっぽいっぽ。こんな心持ち









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