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水について考える〜自然災害・生活用水・水資源・水風呂などなど〜【訪問看護ステーション46日目】

コロナ時代と同様、この数年、毎年のように命に関わる脅威的な水害や土砂災害が発生する時代に我々は生きています。

NHKの「2030未来への分岐点」など見ると、この天候や自然災害の頻度は今後続く可能性があり、「当たり前」の感覚をいまの時代に合わせないといけないのかもなあ、なんて思いながら降雨のひどい地域の皆さんのご安全を祈念する8月の雨の朝です。


水について考えます。


水って不思議です。


水害の脅威のもとであり、我々の命を脅かす怖い存在でありながら、、、

同時に飲み水がないと数日と生きられない、水がないと作物が作れない、作物が作れないとお肉も作れない・食べられない。そもそも海の水がないと魚も食べられない。

飲料水はもちろん、水は全ての根源で、我われの命そのものの象徴ですね。つい先日までの猛暑では熱中症予防の基本の一つは「水分を適正に取る」でしたし。


自然災害発生時は、断水の可能性もあり、水は大量に目の前にあるけど、飲水や生活用水(特にトイレを流すための水)がない、という事態は、水害の際はあり得る話です。

でも、飲み水は備えて備蓄していても、「生活用水」までは貯めていないのが一般もご家庭では普通なのではないでしょうか。


お風呂のお水をできるだけ毎晩貯めて翌日貯めるまで浴槽に残しておく


というのが1番効率がいい節水かつ断水に備えた生活スタイルかなと思っています。洗濯にお風呂のお水を使えばそれほど無駄にならないですしね。一般的な家庭のお風呂の浴槽にたまるお水は、トイレが1回5、6リットルで流せるので、20回とか30回とかトイレに使えます^^。

災害時に「生活の清潔を保つ」「匂い」(生活の不快)を減らすという意味でも大事になりそうです。


水に関する災害対応で個人的に昨年くらいからチャレンジしているのは屋上やベランダにホームセンターで売っているワイドストッカーに200リットルほど水を溜めて、ベランダのプランターに水やりするときの水がめとして使いつつ、溜まっている水の量をキープして(使ったら水道水で足して)おくこと。

今日のような日には蓋を開けて雨水を溜めます。


理想としては、この溜まった水の一部でうなぎやスッポンを飼育して汚れた水を作物の肥料&農業用水としても活用する「アクアポニクス」を徹底したいのですが、この春先まではそれっぽいことが実現できていたのですが、、、

暑くなってからは温度管理が逆に難しくなって(冬の方が脅威かと思ってましたが、うなぎさんたち寒さに強かったです)ちょっといまそこまで手が回らず、最近は単に「室内でうなぎとスッポンをペットとして水槽で飼育してかいがいしく世話するおじさん」状態ですね^^;(より手軽な観葉植物の肥料成分としては活用してます)

うなぎとスッポンは旺盛な食欲ですくすく育ってますが、、、^^;そもそも何のため感はさておき、、、かわいいからいいや。情がうつって近い将来、食べれるか自信ないけど(いや、食べるんかい!)。

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コロナでジャングル化した我が家の葉っぱちゃんたち^^。


上記の“未来への分岐点2030“の第2話、フードロスの回を視聴すると、わかるのですが、世界的には水資源が枯渇し始めていて、日本は本当に恵まれているわけですが(水が多すぎて水害になるくらい。。。)水に恵まれている国だからこそ、水に関するハックというか、水を効率よく使う“知恵“がもっと活用され試行錯誤され「こじんまりでも頑丈な暮らし」「小さくても頑丈な暮らし」(長男の学ぶ愛農学園農業高校のモットー)の実現がどの家庭でも地域でも当たり前になるといいなあと思ったりしてます。

水は生活インフラなので、ついつい行政や国家方針やらを巻き込んだ「大きな話」(=他人事な話)になりがちですが、一方で水によって「ととのう」サウナにおける「水風呂」の価値や、その価値の大きな意味合いも体感しているものとしては、水はエンタメ(プールや川遊び・海遊び)や心身の癒し(サウナにおいて水風呂の大切さはサウナ界の常識となっています)に絶大な効果を発揮してくれる存在でもあるわけで、、、、


まとめると、


・飲料水
・生活用水に使えるレベルのお水(トイレなどに使えるある程度の大量に)
・エンタメに使えるレベルのお水(飲めなくてもいいけど、あるレベルで安全で清潔)


みたいなレベルで、水の必要度と管理レベルと生活の中での確保の仕方、みたいなのがありそうですね。。。


自分の自宅で、自分の地域で、どのように上記を確保することができるのか?

・飲料水は市販のペットボトルなどで確保
・生活用水は井戸水や自宅ストックで対応(数日〜1週間くらい何とか?)
・エンタメ用のお水:うーん、災害時などはいい案が思い浮かばない。。。ポイントは「濾過」「再利用」なのかなあ。。。プールのお水をどう活用するか視点、はありそうですねえ。地域での「まちサウナ」構想を暖めているのですが、ひょっとすると、地域の「まちプール」構想とそれらは三位一体(四味一体?五味(ゴミ)一体?」なのかもですねえ。。。(いやちょっと何言ってるかわからない)

(ちなみに、上記の構想、真ん中に3つあります1)みんな食堂、2)みんな電力、3)まちコンポスト:→めちゃ美味しいものが食べられる誰でも来れる「みんな食堂」構想(こども食堂の年齢制限ない版)と地域の誰でも使える電力供給の太陽光発電所&風力発電所&地域の生ごみを持参すると安全な堆肥と「まちサウナ割引券」がもらえる「まちコンポスト」構想があります:生ゴミから堆肥とメタンガスを産生し安全に管理し消費し発酵熱とメタンガスを「サウナ熱とうなぎ養殖・スッポン養殖の冬の温度管理」の熱源にするのと同時に、温暖化ガス排出権ビジネス、カーボンオフセットの事業資源として農業生産・地域の緑地化に活用します^^。)いや、ますます何言ってるかわからない。。。やっぱりゴミ一体か。


話を戻すと、、、

災害時の避難の「きっかけ」作りと一緒で、行政や水道局の人に任せるだけでなく、自分で考え、自分たちでできることをやっていくのが肝心な時に機能しそうだし、何より楽しそうだし、自由度が上がりますね。

自然災害に備える、という文脈では、個人的にはつい電力のことを考えがちですが、水に関しても「自由を求めての旅と探求」は続きますし備えておくといいことありそうな感がひょっとすると電力よりも大きいかもですね^^。


みなさま、ご安全に^^。



そして探求はつづく

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自分ちの目の前の公園の森もず〜っと雨に打たれてどんよりこんもり。自然の木々は雨の時はひたすら蓄えて、晴れの日を待ちつつ、水のやってきた喜びを内側に蓄えているようにもみえますね〜^^。雨の時に森の木々が何考えてるのか聴いてみたい^^。





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