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マッチングアプリに再挑戦した結果

 さて、簡単に自己紹介をすると、私は20代真ん中くらい。中学時代の片思い以外にこれといって、恋愛をしてこなかったことを後悔していた。
1年と少し前に、人生で初めてマッチングアプリを利用した。その時出会った人とは、好きという感情もないままに、ただ良い人だからという理由で、付き合うことを了承してしまった。
私はただ、「付き合ったことがある」という肩書が欲しかっただけなんだということに気づいた。相手との温度差をとても重たく感じてしまい、恋人らしいことは何もなく、すぐに別れた。好きでもないのに気を持たせるようなことをしてしまって、なかなか最低だなと思う。断るべきところは、しっかり断る。それすらも分からないほど、そのときの私は未熟だった。

詳しくは、過去の記事を読んでいただけらと思う。

 今回は、転職活動もうまくいき、ある程度落ち着いてきたこともあり、もう一度マッチングアプリを使ってみようと思った記録である。
なんだかんだで彼氏は欲しいし、やっぱりこの年齢になって、付き合ったことがないということが自分の中であせりとしてあった。

 結果として、現在付き合って3カ月の彼氏がいる。ちゃんと「好き」だという感情もある。相手のことを大切にしたいし、これからも一緒に色々な時間を過ごせたらいいなと思う。

 使用したアプリはタップル、With、ペアーズ。期間はそれぞれ1か月ずつ。お会いした方は全部で10人。2回目あった方は2人で、そのうちの1人の方とお付き合いしている。
会った方で1人だけ勧誘っぽい感じの方もいたが、他の方はみんな良い人で、いわゆる体目的やマルチ商法的な感じの人はいなかったように思う。一度しか会っていないので、本当に良い人かは分からないが。
基本的に、同い年か、プラスマイナス2歳差の方としか会わなかった。正直、いくらプロフィールを眺めようと好きだという感情はわかないし、会ってみないと何も分からないと私は思っていたので、なるべくメッセージが続いた方たちとは会うようにしていた。

 そこで、いかに私が異性と接したことがなかったかを痛感させられ、会うごとに話す力が身についているような気がした。私が2回目会ってみたいと思っても相手に断られることもあったし、私が断ることもあった。2回目をお断りするのは、恋愛対象として見られそうかどうかというときに、友達としては楽しそうだけど、毎週のように会いたいとは思わないだろうなという方は、お付き合いには発展しなさそうだと思ったので、お断りした。

 そうして、断ったり、断られたりしながらアプリを続けていくうちに、メッセージの段階から今までで一番丁寧な方と会い、次もぜひ会いたいという気持ちが芽生え、3回目でお付き合いを了承した。そこから、会うたびに良いなと思う面が増えているし、会えないと寂しいなと思うので、今のところ順調だと思っている。

 ちなみに私が付き合ったのはペアーズだった。マッチングアプリらしいなと思った点が一つある。タップルとwithでは使わなかった写真をペアーズで使用した。別にどの写真も特段加工はしていなかったが、髪型がいつもと違うもので、その写真にしてから、いいねの数が明らかに増えたり、メッセージの温度感が変わったりするなど、人の見た目って大事なんだと改めて感じた。


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