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龍宮の潮吹 山口県長門市

潮を吹いてるような吹いていないような微妙な感じでした。
風が強く柵がない岩の傾斜で海に落ちそうで近寄って見ることが出来ませんでした。
元乃隅神社の鳥居を潜った先が龍宮です。


「龍宮」は、この地帯の海蝕地形の総称です。 この地帯は第4紀洪積世 (現在より約200万年~1万年前)の安山岩からできています。岩の間に黄色く見える部分が流紋岩で、その部分が波で削れて洞ができます。 その洞内に打ち寄せる波が突入するごとに、圧縮された洞内の空気が 縦約1m、横約 0.2mの隙間より外に出ていこうとして海水を一緒に吹き上げる現象が見られます。吹き上げる海水は北東の風が吹き海が荒れると30mにも達することがあります。
この一帯の海岸は岩礁・洞穴に富み、 龍宮洞、 龍宮の舟隠しと称される小さな湾等があり、景観は人の目を楽しませています。
この奇観は龍神のなせるわざとして、広く里人の間に信仰を集め、とりわけ旱ばつの際には近郷より雨乞いに集まる人が多かったと言われます。 

訪問日 2022-12-17
ふりがな りゅうぐうのしおふき
種別 天然記念物、名勝
年代 
現状 
駐車場 あり(300円)
トイレ あり
料金 無料
所有者 
所在地 山口県長門市油谷津黄 地図
緯度経度 34.4204,131.0632
文化庁サイト https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/401/2403

参考
文化庁 国指定文化財等データベース
現地看板

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