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「好きな漫画家さん 田村由美先生」

こんにちは。古書店カンパニー「本のチカラ」です。

週に3日仕事をしたり、古物商許可証を取得してオンライン古書店4つ運営してたりしています。

コロナで生活は一変しましたが、出来るだけ生活を小さくしながら、毎日ゆっくり本を読んで生きてます。

コツコツ出品しているメルカリshop「本のチカラ」はこちら。

今日は好きな漫画家さんの話。

古書店カンパニー「本のチカラ」なので、やっぱり本の話もいっぱい書いていきたいです。

田村由美先生と言えば、最近はドラマ化もした「ミステリと言う勿れ」

が有名ですね。

だんだんと物語が壮大になってきましたが、カレー日和とか、こう日常の事を書いてく描写が好きです。

子育てを権利と考えるか義務と考えるか、家事に協力してるって言葉も、そもそも上から目線だったりとか、何気ないトコロの会話で考えさせられることも多い漫画です。

ただ、やっぱり田村由美先生と言えば、

「BASARA」「7SEEDS」が絶対に外せない作品ですね。

当時、母親が読んでたんですが、その影響でハマってしまいました。

舞台は今の文明が滅んだ後の日本。ネットなどもなく原始的な生活になっている中で、王の圧政に反発して、運命の子として、主人公更紗は動き出します。

歴史というか世代が繋がっているのが良いんですね。

まるで大河ドラマです。

もうホント、すぐに全巻読んで欲しい(笑。

魅力的なキャラクターが目白押しなので、本当にオススメです。

太郎ちゃんが好きですね。

「7SEEDS」の時は、逆に連載始まったよと母に教えてあげました(笑。

こちらも未来の世界が舞台ですが、イキナリ、その世界で現代人が目を覚まします。そこから生き抜いていく話です。

7人なので「7SEEDS」です。未来への種なので、7人ずつ5グループ「春、夏A、夏B、秋、冬」とそれぞれの物語が描かれます。

最初は殺伐とした印象だったんですが、主人公「達」の成長が本当に素晴らしいんですよね。読めば、主人公達、って書いた理由がわかると思います。

「BASARA」と「7SEEDS」、どちらも繋がっているのかもなって気づいた時は凄い泣きそうになりました。

田村由美先生は、読切や短編まで含めると、多作の作家さんで、全部読もうと思うと探しきれないんじゃないかと思います。

Amazonにない作品も多かったです。

時系列が怪しいのですが、読んだ順から思い出していくと「巴がゆく」

僕がシリーズの「ボクが泥棒になった理由(ワケ)」や、

「ボクが天使を産んだ理由(ワケ)」「ボクが十番勝負する理由(ワケ) 」などなど。今思うと、この龍三郎シリーズに「ミステリと言う勿れ」の片鱗を感じますね。同じ先生だから当たり前ですが。

書いていくと、どんどん出てきます。「ぼくらの村には湖があった」「BOX系」も好きでした。

話の描き方が本当に上手です。前向きな気分になれる作品も多いですね。

クラスメイトが実は機械(ロボット)だった話なんだっけなぁとか、テロリスト、無敵のイナリってなんの話だったっけなぁとか、天気予報を絡めたスパイ(先生)の話あったよなぁとか、本棚を漁ってしまいました。

1円で売られている。。。

今はAmazonで何でも買えると思いがちですが、検索に出ない本も多いし、ちょっとずつメジャーな作品以外は消えていきます。

そういう意味でも、古書店って大事なんだなと思います。今の本屋の回転率早いですからね。なくなるの寂しいですからね。

私も古書店を運営しているワケですが、売らずに取っておこうと思っている本はとても多いです。いつか大事な本をたくさん置いた古書店を作りたいと思っています。

逆にこういう作品をずっと持っていることが価値になるかもしれませんね。

意外とホラーな作品も多いので、子供の頃はちょっと怖いと感じた時もありました。

田村由美先生は、ホント多種多様な作品を書いているので、どんどん掘り下げて探してみるのも面白いと思います。

是非、気になる作品を見かけたら購入してみて下さい。


古書店カンパニー「本のチカラ」です。今は本が売れない時代ていますが、読む喜びが消えたワケではありません。本との出会いは一期一会です。その時の出会いを大切に、本を一冊手に取ってみて下さい。サポートして頂いた分は、ありがたく古書店カンパニー「本のチカラ」の活動に使わせていただきます。