見出し画像

常時3冊は持ち歩きたい

読書に熱中してしまい、現実世界に戻ったときに「あれっ?」とボケてしてしまう本がある。その反面、本を閉じた瞬間に現実世界に戻れる本もある。

もちろん哲学や教科書的な本を読んでいるときは深く思考するので前者となりますし、気軽に読めるエッセイなどは後者となります。そして、小説などは思考は深まらないけど異世界にトリップしているのでその中間で短く「ハッ」とするでしょう。

そしてこの法則は、逆方向にも存在します。哲学書を気軽に開き、すぐに集中して読める人はなかなかいないでしょう。逆にスキマ時間で本を開き、エッセイを読むのは誰でも簡単にできるはず。

このように、シチュエーションによって読む本は変えたいところ。このチョイスが上手くできると読書が確実に進みます。

ただ、このように場所によって読む本を変えようと思ったら、最低でも2冊、できたら常時3冊ほどの本を持っていたいところです。となると、持ち運びに便利な文庫本や新書は本当に重宝します。

ということで、星野源のエッセイと、藤沢周平の小説と、生物学の新書を店主は鞄に詰めました。明日、有明テニスの森に出かけるのですが、電車の中で読む本、現地で試合を待っているときに読む本、そしてまとまった時間が出来たときに読む本として選びました。

ただし、実際に3冊を持ち歩いていることを人に話すと、呆れらることが多いです。理解されることはないでしょう。変人の称号を受け取ることとなるかもしれません。とはいえ、それこそが少々時代に遅れてしまった本好きという人種だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?