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西武柳沢の方々の目に古本屋がどのような存在なのか考えた。

今日は壊滅的な売上でした。せっかく昼間は雨が降らなかったにも関わらず、大雨の日より売上が悪かった。こういう日は、古本屋の存在意義について考えてしまいます。

ふと駆け出しの三鷹創業時代を回想していると、不思議なことを思い出しました。三鷹で営業を始めた時に、お客さんが少なかったのですが、その時に「この店大丈夫?」と心配してくれるお客さんが沢山いたのです。

また、クレーマー気質な人が来店し、とんでもないことや意味不明なことを要求してくるので断ったところ、「お前の店、いつも客がいなくてヒマだろ!偉そうに!」と罵られることもありました。それも何回も。

しかし、西武柳沢に越してきてからは、そのような心配にもクレームにもほとんど遭遇していません。(1回だけありましたが)

三鷹時代と違い、西武柳沢のお店は採算がとれないことが前提なのか、それともお店の営業というものに興味がないのか、それとも当店が上手くやっている雰囲気を醸し出しているのか、それともただ単に時代が違うのか・・・

当店の売上の多くはネットでの販売です。店頭で売れなかった本をネットに出せば、それなりの価格で売ることができます。だからネットだけで本を売っていてもいいのですが、店主は店売りにこだわりたい。

地元の方々に古本屋があって喜んでもらいたい。面白く、建設的な話ができる仲間を増やしたい。お客さんといい関係になりたい。それが店主の希望です。


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